無料で読める古典文学シリーズ！『檸檬（れもん）』

　「無料で読める古典文学シリーズ」の一冊で、価格は無料。
＜内容紹介＞
　本書『檸檬（れもん）』は、梶井基次郎による短編小説。1925年（大正14年）、中谷孝雄、外村繁らとの同人誌『青空』の創刊号の巻頭に掲載された。その後、梶井の友人である三好達治らの奔走により、亡くなる一年ほど前（1931年）に武蔵野書院より作品集として刊行された。梶井の代表的作品として知られる。
　病人の心情や、人間の誰もが抱くいたずらな感情を描写。梶井自身結核に冒されていた（後に結核により早世）こともあり、梶井の作品には本作のほかにも肺病の主人公の作品が多い。なお当時の丸善は三条通・麩屋町付近にあった。また丸善・京都店（2005年10月閉店）にはレモンを置き去る人があとを絶たなかったといわれる。


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