無料で読める古典文学シリーズ！『風立ちぬ』

　「無料で読める古典文学シリーズ」の一冊で、価格は無料。

＜内容紹介＞
　本書『風立ちぬ』は、堀辰雄による中編小説。若くして死んだ薄幸の少女と彼女を最後まで見守る青年の愛を描いた。
　題材となったのは、著者自身による体験である。病弱であった堀は、1933年、軽井沢で矢野綾子と知り合う。そして1934年に婚約するが、彼女も肺を病んでいたために、翌年、八ヶ岳山麓の富士見高原療養所にふたりで入院する。しかし、綾子はその冬に死去してしまう。また、この作品では、ポール・ヴァレリーの『海辺の墓地』の詩を引用している。


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