2010年06月03日 12:00

ランナーの大半がRUNブームの持続を予想するも6割が施設や大会の充実を要望。 ランニングスクール+Q、ランナーズアンケートvol.2の結果を発表

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ランニングに魅せられたすべての人のためのウェブスクール、「ランニングスクール+Q」(http://www.runningschoolq.jp)は、スクール生(「ランニングスクール+Q」のWeb登録者)を対象に、ランナー自身がランニングブームの今後をどう見ているかなどについてのアンケート調査を実施しました(対象男女1,258人、インターネット上)。

【アンケート結果の概要】
女性ランナー増が原動力、「RUN人口はもっと増える」は33%
アンケートでは、回答したランナーの周囲で、この1年間に新しくランニングを始めた人の数は平均2.7人という結果でした。
新しくランニングを始めるきっかけとして、従来からいわれてきたランニングの魅力である、「目標達成による充実感」「マラソン大会の醍醐味」「ダイエット効果」などに加えて、「オシャレなウェアが増えたから」(女性57%、男性42%)、「辛いスポーツから、楽しいスポーツに、イメージが変わってきたから」(女性45%、男性34%)など、女性からの好意的な意見が目立ちました。女性が参加しやすい土壌が整ったことや、お金をかけずに始められるお手軽感が、競技人口増を後押ししていると考えられます。
また、ランニング人口の推移については、今後「増加する」(33%)、「横ばい」(46%)という答えでした。これに関連して、「ランニング人口の増加にしたがって、施設や大会をもっと増加・充実してほしい」という意見が全体の61%からあり、ランナーの多くが、これらの面で何らかの不便や不満を感じていることが明らかになりました。

回答者属性などの詳細は、2010年6月4日より下記URLにていたします。
http://www.runningschoolq.jp/report/enquete2/

詳細結果

Q1.
あなたの周りで、この1年間でランニングを始めた人は、何人くらいいますか?(ご自身は除く)

  回答: 平均2.7人

Q2. あなたの周りで、この1年間でランニングをやめた人は何人くらいいますか?(ご自身は除く)

  回答: 平均0.5人

身近なランナーの増加を実感
身近でランニングを始めた人数は平均2.7人、ランニングをやめた人は平均0.5人という結果でした。ランナーの実感としても、周囲で新規ランナー数が増加していることがわかります。また、本アンケートの回答者のうち、1年以内にランニングを始めた人は、全体の21%(268名)にのぼるため、その人の数も加えると実際の増加数はもっと高いといえるでしょう。

Q3. あなたのランニング仲間は、何人くらいいますか?(インターネットで知り合った人も含む)

女性は仲間と走る楽しさを重視、男性は一匹狼派・グループ派に分かれる
ランナー仲間の人数は、総合平均:11.6人(男性:11.2人、女性:12.7人)という結果でした。しかし、女性回答者のうち「0人」とした人はわずか4%で、ほとんどの女性ランナーは、仲間と一緒に走っていることがわかりました。
これに対して、男性回答者で「0人」と答えた人は17%にのぼり、男性ランナーは、仲間と走る人と、一人で楽しむ人に二極化する傾向がみられました。
ランニング仲間の存在を重視する女性層の参入が、新規ランナー数の増加の大きな要因となっていると考えられます。
Q4. ご自身についてお答えください。ランニングをいつまで続けようと思いますか?(単一回答)

“続けられる限りは現役”が大多数、生涯スポーツとしての人気がうかがえる
「続けられる限り続ける」が86%を占め、生活になじむスポーツとしての底力が感じられます。調査対象がランニングスクール+Qのユーザーのため、ランニング肯定派が多いというバイアスはあるものの、「今シーズン限り」「1~2年は続けたい」をあわせても1%しかなく、全体的に継続する意思が読みとれます。
Q5. ご自身がランニングを続ける理由となっているものやモチベーションを高めているものは何ですか?(複数回答可)

男性は目標・大会に加えて「ランニング後の一杯」が大事!
女性はダイエット効果や仲間の存在でやる気UP
全体では「目標達成の充実感」「マラソン大会というイベントのライブ感・楽しさ」がともに全体の68%にのぼり、マラソン競技自体の醍醐味が上位につけています。
一方、男女での違いが目立った項目もあります。「ランニングの後の一杯」では男性が24%、女性は16%あげていて、走った後のお酒を楽しみに頑張る男性ランナーが、1/4にのぼることがわかりました。
また、「一緒に走っている友人・仲間がいること」では女性が37%、男性が24%、「家族・恋人の応援」では女性が17%、男性は10%など、女性ランナーにとって人の繋がりがモチベーションの原点になっていることがわかります。Q3.の結果とあわせても、女性ランナーにとって、仲間の存在が重要であることが浮き彫りになりました。
Q6. なぜ、今 ランニングの人気が高まっていると思いますか?(複数回答可)

女性がこぞってあげる「オシャレなウェアの増加」「辛いスポーツからのイメージの変化」
全体としては「健康のために走る人が増えたから」(68%)が最も支持される結果でした。
また、多くの女性ランナーが「オシャレなウェアが増えたから」(女性:57%、男性:42%)、「辛いスポーツから、楽しいスポーツに、イメージが変わったから」(女性:45%、男性:34%)と回答しており、それぞれ男性よりも10ポイント以上多い回答率でした。
「お金がかからず手軽に始められる」(女性:54%、男性:47%)点も評価されており、第1回アンケート( http://www.runningschoolq.jp/report/enquete1/index.html )でも示されたとおり、不況に強いスポーツとしての特徴が発揮されたといえます。
Q7. ランニングブームは今後どうなると思いますか?最も近い回答をお選びください。(単一回答)

ランニング人口、横ばい以上は79%、増加見込みは33%。当面は安泰のランニングの世界
ランナー自身に尋ねたランニングブームの今後では、人口が増えると予想する人は1/3に達し、横ばい予想を加えると79%にのぼりました。ランニング人口が減少すると予想する人は16%にとどまり、まだまだ勢いが続きそうな結果になりました。
この背景として、Q5.であげられるモチベーションが、他のスポーツと比べても手に届きやすく実感しやすい点や、Q6.にあるランニングのイメージ刷新、オシャレなウェアが増えた点など、新顔ランナーが参加しやすい条件が整ってきた点が大きく起因していると考えられます。
男性主体であったランニングの世界に、女性の参加が続き、ブームを後押ししているものと思われます。

Q8. あなたは、ランニング人口や環境が、今後どうなっていくことを望みますか?最も近い回答をお選びください。(単一回答)

大会増加・環境整備を求める声が6割
ランニングの盛り上がりを否定的にとらえる回答「ランニング人口も、施設数なども過剰になってきたので、もう少しおさまってほしい」は、11%でした。大多数は盛り上がることは良いとしながらも、反面「走れる環境」の向上を求める声が多い結果となりました。大会・施設の充実が、国民的なスポーツとしての位置をさらに高められるかのカギであると考えられます。

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