<プレマガ広報インタビュー>株式会社デコルテ 古田 麻友さん

プレスリリースマガジン編集部

全国にブライダルフォトスタジオや式場を持ち、ブライダルに関する事業を展開する株式会社デコルテの古田 麻友さん。2016年12月から広報担当者となった古田さんに、広報担当者としての業務についてお話を伺いました。

自分の婚約をきっかけに始めたInstagramで、ブライダルの仕事に興味を持った

― 古田さんのこれまでの略歴を教えてください。

前職は大手自動車メーカーの受付業務をしていました。
ブライダルという仕事に興味を持ったのは「Instagram」がきっかけです。

自分の婚約を機にInstagramを始め、自分で調べたウエディングに関する情報やアイデアを発信していました。情報発信を続けるうちにフォロワー数(※1)が伸びたことも重なって「ブライダルの仕事に就きたい」という気持ちが強くなり、ご縁があって入社に至りました。
※1 古田さんのInstagramアカウントのフォロワー数は2017年5月1日時点で9,067人

― ドラマの様なお話ですね(笑)異業種からの転職となると大変だったのではないですか?

そうですね(笑)
前職は全く違う業界・職種だったので、始めは広告と広報の違いも分からない状態でした。
そこで、ドリームニュースのサイト内にある「プレスリリースの究め」という、プレスリリースのノウハウコンテンツを読み、実践しながら少しずつ学んでいます。

― コンテンツを読んでいただきありがとうございます。では、広報担当者になったのも最近ですか?

そうですね。入社してからちょうど2ヶ月というタイミングで、大きなブライダルフェアがあり、そこで広報業務の一環であるSNSの担当になりました。現在は、SNSの更新やキャンペーンの企画・実施などを担当しています。

Instagramはビジュアルで訴求できるよう、投稿写真には特にこだわる

― SNSの更新で気を付けている点があれば教えてください。投稿するネタが無いという悩みもよくお聞きします。

プレスリリースも同じですが、SNSも誤った情報を流してしまうとそのまま流れてしまうので、投稿の際は細心の注意を払っています。

これまでSNSを更新してきた中で得た経験から、日々更新するためには情報をストックしておくことが大切だと学びました。時間がある時に情報をストックし、一番見られている時間帯に投稿できるよう、日頃からネタ探しをしています。

― InstagramとFacebookでは投稿内容も変えているんですか?

はい。Instagramはビジュアルが求められるので、第一印象で訴求できるよう投稿写真には特にこだわっています。また「いいね」や「コメント」など、ユーザーと近い距離でコミュニケーションを取ることができるので、企業のオフィシャルアカウントではありますが、かしこまり過ぎないように接することを心掛けています。

Facebookは投稿文まで読んでいただけるので、しっかり内容を伝えられるよう、Instagramよりオフィシャル感を出し文章に力を入れています。

― 参考になります。SNSの更新やキャンペーンの企画以外では、どういったお仕事をされているのですか?

広告に関わるお仕事もしています。
弊社は日本全国にウエディングフォトスタジオがあり、近いところでは北海道や沖縄にも続々と新店舗がオープンするなどとても動きの速い会社です。フォトスタジオのブランドごとにWEBサイトもあるのでその更新や管理も行っています。各スタジオから情報を収集しニュースやトピックスをタイムリーに発信するためにスピード感のある校正・編集を心がけています。中でもやはり写真の選定には力を入れていますね。
社外広報は私の上司が担当しており、私は社内からの情報発信が主な仕事です。

同社のクリエイティブディレクターの下園啓祐氏は、2017年2月5日〜9日に米国ラスベガスコンベンションセンターで開催されたWedding Portrait Photographers International 2017において、約24,000点の中からSilver Awardを受賞。

ナシ婚を減らし、結婚式の楽しさを伝えていきたい

― 広報という仕事において、参考にしている企業はありますか?

特定の企業というのはありませんが、弊社の事業がブライダルなのでファッション業界や女性をターゲットにしたキャンペーンなどは日頃からチェックしています。
その中でも、10代から、子どものいる30代・40代の方と幅広い層をターゲットにしている飲食業界の企画は参考になりますね。
その他には、広告や広報に関する書籍を読み学んでいます。

― なるほど。では広報としての成功事例があれば教えてください。

日本ではまだあまり普及していませんが、ヨーロッパではオレンジとウエディングの結び付きが強く、4月14日は「オレンジデイ」と呼ばれ、バレンタインやホワイトデーに続く「第3の愛の記念日」とされています。

そこで、オレンジデイにちなんだ「#デコルテXXX_オレンジデイ」というInstagramキャンペーンを今年初めて開催しました。
その影響からか今年は他の媒体や企業からの情報でも「オレンジデイ」という言葉を目にし、さらに弊社のInstagramの投稿を見た一般の方から「初めて知りました」「その日に挙式なのでオレンジの何かを飾ります!」というコメントや写真が投稿されたりと、キャンペーンへの反応を得ることができ効果を実感しました。

― 何かしら反応を得られると効果を実感しますよね。最後に今後の抱負を教えてください。

弊社はブライダルフォトスタジオの他に、結婚式場の運営やウエディングドレス/和装衣裳のレンタルなど、ブライダルに関する事業を幅広く展開しています。しかし、これまではキャンペーンに関しては個々で動いていました。 今後は、キャンペーン情報もグループとして展開し発信していくことで、「デコルテ」として周知していけたらと思っています。

また、婚約したカップルのうち約3割が、金銭的な事情を始め様々な理由で「ナシ婚(結婚式を挙げていないカップル)」というのが現状です。
私たちはそういった方たちに結婚式を挙げてもらいたいという想いがあります。
式を挙げることを我慢せず、結婚式当日だけでなく、プレ花嫁期間・卒花嫁期間などウエディングの楽しさを伝えていきたいです。
デコルテは、費用を抑えて最高のクオリティを提供することをお約束します。

個人としては、近くに目指すべき先輩がいるので、少しでも早く近づける様に頑張っていきたいです。成長には「経験値」を増やしていくことが大切だと思うので、様々なことにチャレンジし、広報の取り組みに関しても、数字で落とし込んでいける広報担当者になりたいです。

― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!

インタビューを終えて

今回は株式会社デコルテの古田さんに、広報に関するお話を伺いました。

広報担当になりまだ数カ月という古田さんですが、ブライダルのお仕事が大好きで、何よりもブライダルの楽しさを伝えていきたいという想いが、ひしひしと伝わってきました。

株式会社デコルテ、そして古田さんのご活躍を期待しています!

インタビュー企業

会社名:株式会社デコルテ
事業内容:結婚式場の運営及びウエディング衣裳のレンタル・販売
創業:2001年11月6日
URL:https://www.decollte.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/Decollte.WeddingPhoto
Instagram:https://www.instagram.com/decollte_weddingphoto

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