【宇宙産業・衛星データ活用】宇宙ビジネス専門ニュースメディア3選
世界の宇宙ビジネスの市場規模は、2040年代には現在の約3倍の120兆円規模になるといわれています。(総務省「宙を拓くタスクフォース(第6回)」2019年3月1日付資料より)
かつて起こったIT革命で私たちの文明や産業が大きく飛躍したように、次は宇宙ビジネスの発展が世界を大きく変えることは間違いありません。
事故や災害に影響を受けない通信環境や、高精度な位置情報を活用した無人輸送システム、地球観測データを活用したビジネスの台頭、宇宙レジャーなどさまざまな分野で宇宙開発・宇宙利用が期待されています。
そこで今回は、宇宙ビジネスを専門に扱うニュースメディアを3つご紹介します。
1 UchuBiz(ウチュウビズ)
UchuBizは「テクノロジーを軸に宇宙ビジネスを議論する場所」というコンセプトをもとに宇宙科学や宇宙ビジネスの最新情報を発信していくウェブメディアです。
宇宙に関わる人や企業を結び付け、宇宙へ進出する人と企業を応援するウェブサイトとして2021年12月にオープンしました。
「人工衛星を利用する」「宇宙空間を利用する」「宇宙開発を支える・挑む」「宇宙を楽しむ」「宇宙を知る」という5つのカテゴリーで国内外のニュースや独自コラム、インタビュー記事などを提供しています。
運営会社は、CNET JapanやZDNet Japan、CNN.co.jpなど国内外のテクノロジーに関するニュースを提供していることでも有名な朝日インタラクティブ(株)。
「人工衛星を利用する」「宇宙空間を利用する」「宇宙開発を支える・挑む」「宇宙を楽しむ」「宇宙を知る」の5カテゴリ
【運営元】朝日インタラクティブ株式会社
2 sorae(ソラエ)
soraeは宇宙に関する最新ニュースや最先端の技術情報などを、スピーディーかつ分かりやすく紹介するウェブメディアです。
宇宙開発情報やロケット打ち上げ情報の速報、学術誌に掲載された最新の天文情報など専門性の高いニュースから、宇宙をモチーフにした食品・雑貨アイテムの紹介まで幅広く宇宙を楽しめるのが特徴。こうした分野の垣根を超え「宇宙(そら)」全般のトピックを扱うのは、これまでにない全く新しい形の宇宙情報サイトとのこと。
「sorae」という名前には、「宇宙(そら)へ行きたい」「宇宙(そら)を知りたい」など、読者の宇宙に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められていて、宇宙(そら)に関する情報サイトの代名詞となるようなwebサービスを目指していくとのことです。
soraeは、Yahoo!ニュースやLINEニュース、livedoorニュースなど多数の大手ポータルサイトとも提携し、ニュース記事を提供しています。
宇宙開発、天文、アイテム、コラム、特集、イベントなど
【運営元】株式会社sorae
3 宙畑(ソラバタケ)
宙畑は「宇宙産業を日本の誇る基幹産業に。」をコンセプトに、宇宙分野への参入障壁を下げるための情報デザイン・発信を行うウェブメディアです。
2018年12月のサイトリニューアル後は、日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」※1公式のオウンドメディアとして、宇宙関連ニュースのほか、Tellusの利用方法や衛星データ活用の事例なども発信しています。
宇宙分野初心者の方におすすめなのは、一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員が分かりやすく解説する「週刊宇宙ニュース」のコーナー。読みやすいボリュームで、初心者でも気兼ねなく世界の宇宙関連ニュースを楽しめるコンテンツとなっています。
※1 衛星データを利用した新たなビジネスマーケットの創出を目的とする、日本発のクラウド環境で分析ができるオープン&フリーなプラットフォーム。運営元のさくらインターネット(株)が経済産業省から受託した「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」の一環事業。
宇宙関連のニュース、宇宙ビジネス、Tellus、衛星データ、機械学習など
【運営元】さくらインターネット株式会社
まとめ
いかがでしたか?
今後、宇宙ビジネスの急速な発展により、近未来の私たちの暮らしは劇的に変化するはずです。
宇宙の謎が解明されたり、宇宙旅行が今よりもっと身近になる世界がとても楽しみですね。
広報担当者の方は、今から自社の活動と宇宙分野との今後の関わりについて、ぜひチェックしてみることをおすすめします。