5月の隠れた記念日「○○の日」!プレスリリースの切り口「時節ネタ」3選
「時節ネタ」シリーズでは、数ある記念日の中から、特に大衆性が高く、かつ今後さらに一般社会における認知度が高まるのでは!と注目する「◯◯の日」をピックアップしています。
5月といえば、なんといっても「ゴールデンウィーク」や5月の第2日曜日の「母の日」がビッグイベントとしてありますが、他にも楽しい記念日がたくさんありますよ。
東京オリンピック開催年の1964年(昭和39年)、東京アイスクリーム協会(現:一般社団法人日本アイスクリーム協会)が5月9日を「アイスクリームデー」と決め、都内の施設や病院などにアイスクリームを寄贈するなどのイベント開催をきっかけに、以降「アイスクリームの日」として制定。
初夏の陽気を感じさせる5月は特にアイスクリームが美味しく感じる季節ですね。
アイスクリームは年間を通して人気の商品ですが、この記念日を強く打ち出すことで一足先に季節感を感じさせる売り場やフェアなどが演出できるのではないでしょうか。
アイスを取り扱うスーパーや通販などの小売業はもちろん、小さな子どもがいるファミリー層や”インスタ映え“に興味のある10~20代の女性をターゲットにアイスクリームを作ったりデコレーションができるイベントを催すことでショッピングモールやレジャー施設などの集客につなげるのも盛り上がりそうです。
1998年(平成10年)に公開初日をむかえた浅田次郎原作の映画「ラブ・レター」のPRにちなみ、恋文で「こい(5)ぶ(2)み(3)」の語呂合せから松竹株式会社が制定。
今やスマホやパソコンで簡単にメッセージのやりとりができる私たちにとって「ラブレター」という響き自体、すでにどこか懐かしく感じるかもしれません。
そんな時代だからこそ、レターセットや万年筆を取り扱う文房具業界は、趣のある手書きのラブレターの良さを改めてアピールする機会として積極的に販促活動に取り組めるでしょう。
また、「形式を問わず想いを相手に伝える」という切り口と自社製品・サービスを関連づけられる業界は、大切な人への想いをSNS上に投稿するイベントやラブレターに関するエピソードの募集キャンペーン、ラブレターにまつわるアンケート調査結果を発表しても良いかもしれません。
ラブレターは、恋人や配偶者だけではなく大切な家族・友人も含めれば対象者がグッと広がります。この記念日をきっかけに日本中が温かい気持ちに包まれれば素敵ですね。
「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで、ゴミを減らしてリサイクル活動の促進を目的に、空き缶等問題推進委員会(現:関東甲信越静環境美化推進協議会)が1982年(昭和57年)に制定。
地球環境問題への本格的な取り組みが問われる中、もはや国や自治体レベルだけではなく私たち一人ひとりの意識の改善と具体的な行動が求められる時代になりました。日本では2020年7月からスタートする「レジ袋の有料化」をきっかけに、エコバッグ需要の高まりが予想されます。
リユース業界や小売業界のエコキャンペーンはもちろん、エコや環境保護に賛同するすべての企業が各々のCSR活動について世の中に発信していく良いきっかけになるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
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