10月の隠れた記念日「○○の日」!プレスリリースの切り口「時節ネタ」3選
「時節ネタ」シリーズでは、数ある記念日の中から、特に大衆性が高く、かつ今後さらに一般社会における認知度が高まるのでは!と注目する「◯◯の日」をピックアップしています。
10月といえば、なんといっても10月31日の「ハロウィン」がビッグイベントとしてありますが、他にも楽しい記念日がたくさんありますよ。
「十月十日」のそれぞれの漢字を組み合わせることで「萌」という字になることに由来。日本公式の記念日ではないが、一部ネットを中心に盛り上がりを見せる日。
十十
日月
↓
萌
「萌え」といえば、アニメや漫画、ゲームの登場人物に好意を抱いた時に芽生える特別な感情の代名詞として、いわゆる“オタク文化”から発祥し、今では一般社会にも広く認知されている言葉として有名です。
日本において公式に定められた記念日ではありませんが、「萌えの日」である10月10日には、ネットの掲示板やtwitterなどのSNSを中心に「萌えの日」を祝福する書き込みが増加したり、実際に「萌え」に関連するイベントが行われることもあるそうです。
アニメや漫画、ゲーム関連の業界においては、この「萌えの日」をフックにイベントの告知や新商品・新サービスのプレスリリースを配信することで、メディアだけではなく直接消費者からの注目度を高めることができるかもしれません。
上司と部下が良好な関係を築けるようにと設立された日。アメリカ人女性が、経営者である父のために提唱した。(1958年)
10月16日 ボスの日 | 上司と部下が良好な関係を築けるようにと設立された日。アメリカ人女性が、経営者である父のために提唱した。(1958年) |
アメリカではとても親しまれている記念日だそうで、部下から上司に食事やプレゼントを贈る風習があるそうです。日本ではまだまだ馴染みがない記念日ですが、実は1988年からデパート業界がキャンペーンなどを展開しているとのこと。
「ボスの日」を機に、日頃部下が感じている上司への感謝の気持ちや労いの言葉、また贈りたいギフトなどをアンケートで調査してみるのはいかがでしょうか。例えば、定点調査として「ボスの日に関する意識調査」などを毎年実施することで、近年めまぐるしく変化している日本人の働き方や職場環境に対する価値観など有益な情報をメディアに発信していくことができるでしょう。
食品業界、外食産業、ギフト商品関連などの企業が自社製品やサービス、またはブランドをPRする際に最適でしょう。
NPO法人日本サービスマナー協会が2008年(平成20年)10月30日に設立されたことをきっかけに「マナーの日」を制定。
急速に進む価値観の多様化と同時に人々の習慣や常識も少しずつ変化を遂げる中、私たち生活者は色々な場面において適切なマナーについて迷うことが多くなった気がします。
特に“1億総SNS時代”とも言われる昨今、個人間の些細なマナートラブルがネット上にアップされ、その是非をめぐって大きな議論や炎上につながる事例を目にする機会も増えています。
そんな中、こうした「マナーの日」をきっかけに、下記例をはじめとする各業界のマナーに関する啓蒙活動について知ることができれば私たちは大変助かります。また、結果的にその企業への親しみやイメージ、商品・サービスの認知率の向上へとつながるかもしれません。
- 電車・バス・タクシー業界などの公共交通機関および自動車・バイク・自転車業界・・・最新の事故・トラブルを事例に挙げた交通・利用マナーに関する啓蒙への取り組み
- 冠婚葬祭・アパレル・ジュエリー業界・・・増加する儀式の簡略化に伴う新たな服装選びや作法の基準に関する啓蒙への取り組み
- グルメ・食品業界・・・シーン別の飲食店選びや座席位置の解説、飲み会マナー、個人宅や企業への手土産選びや訪問マナーに関する啓蒙への取り組み
- インバウンドビジネス・旅行・観光業界・・・諸外国と日本の相互理解を深めるための常識・マナーの違いに関する啓蒙への取り組み
いかがでしたか?
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