<プレマガ広報インタビュー>株式会社Emposy 庄司 一慶さん

プレスリリースマガジン編集部

アプリやシステムの開発から自社サービスの提供まで行う株式会社Emposy(エンポジー)の取締役 庄司 一慶さんに、広報の取り組みについてお話を伺いました。

営業活動だけでなく広報活動の必要性も感じ広報の取り組みを開始

― 貴社の事業内容について教えてください。

弊社は、アプリやシステムなどの開発をメインに事業を行っています。
クライアントからの開発依頼に対し「アプリやシステムを作って終わり」ではなく、開発後どのように運用していけばサービスが伸びるのか、ユーザーの体験や使用感を意識したUI・UXデザインなども含めた要件定義から細かく行っているのが特徴です。

また、アプリやシステムの開発だけではなく、初期費用0円・月額1万円でプロが作るホームページ制作サービス「Ref」や障害物を避けてタイムを競い合うカジュアルゲーム「UFO Dodge」、今話題のChatGPTとStable Diffusionの画像生成がLINEで使えるLINE bot「GPT AIチャット」など、その他にも幅広いジャンルのサービスを提供しています。

― ありがとうございます。庄司さんの略歴と広報の取り組みを始めた経緯を教えてください。

私は、大学在学中に高校時代からの友人である代表の木谷とEmposyを立ち上げました。
起業直後は、木谷がエンジニアとして開発をメインで行っているため私が営業周りを担当していましたが、受託開発だけでなく自社サービスを立ち上げたタイミングで、営業活動だけでなく広報活動の必要性も感じ、TikTokやTwitterといったSNSの運用やプレスリリース配信など広報への取り組みを始めました。

AIタレントエージェンシー
AIタレントエージェンシーとは、在籍しているAIタレントをプロデュースし、ファンの人たちとの会話、動画配信、商品のPRなど行うサービスです。AIタレントは、もはやただの作り物ではなく、自身の顔やスタイル、個性的な性格を各々持っています。名前、趣味、性格、好き嫌い、喋り方、生年月日など、何日もかけて作り込みました。
私たちは世界一AIでエンターテインメントを提供する会社を目指し、進化し続ける世界に対応して”楽しむ”という人間の本質を大切にします。AIの面白さを形にすることが私たちの使命で、各タレントはそれぞれの魅力を活かし、ユーザーに楽しんでもらうことを目指しています。

煽り口調で投稿した動画がTikTokでバズりユーザー数が一気に増加

― 在学中に起業されていたんですね!プレスリリースの書き方などはどのように学ばれたのでしょうか?プレスリリースを書く上で意識している点などがあれば教えてください。

広報やプレスリリースの書き方の基本的な知識は本で学びました。
また、広告やマーケティングに関する仕事をしている友人たちにも教わりましたね。

プレスリリースは、どういったターゲットに訴求していけばいいのか、サービスのどの部分を1番伝えたいかというのを常に意識して書くようにしています。基本的にプレスリリースは私が全て書いていますが、社内のメンバーにも確認してもらい良い意見があれば積極的に取り入れています。

― ありがとうございます。広報の取り組みにおいて成功事例などがあれば教えてください。

自社で開発した「UFO Dodge」は、時間が経過するごとに隕石の障害物が増えていき、その障害物をUFOを操作し何秒避け続けられるかタイムを競い合うシンプルなスマホゲームなのですが、TikTokに「この秒数以上避けられる人いないでしょ?」と少し煽り口調で投稿したところものすごくバズり、ユーザー数が何万と一気に伸びアプリのストアランキングでも上位に入りました。

どのような構成の動画を投稿すれば見てもらえるのかを考えた時に「煽り口調にしよう」というアイデアを思いついたのですが、狙い通り見事にはまりましたね(笑)
TikTokの動画は直接ターゲットに訴求することができますし、広告とは異なり費用が発生していないのにも関わらずユーザー数を大きく伸ばすことができ、広報の効果を実感することができました。

ChatGPTとStable Diffusionの画像生成がLINEで使えるLINE bot「GPT AIチャット」は、「LINE チャットGPT」といった検索ワードで検索するとドリームニュースで配信したプレスリリースの記事が検索結果の上位に表示されていて、プレスリリースの記事からの流入が多く今一気にユーザー数が増えています。

― SNSとプレスリリースを上手く活用し成果に繋げられている見事な成功事例ですね!プレスリリースを書く上での難しさなどはありますか?

先ほどもお話をしましたが、プレスリリースは弊社が1番訴求したいポイントや伝えたい内容が読み手に伝わるように書くことを意識しているのですが、実際にお問い合わせがきた際に別のところに注目されてしまうという時もあるので、書き方の部分はこれといった正解がないので難しさを感じますね。

弊社の1番伝えたい内容が読み手にとっても魅力的な内容だと感じてもらえるよう、プレスリリースの書き方は引き続き試行錯誤していきます。

日本だけなく海外のトレンドにもアンテナを張ることが大切

― ありがとうございます。今後注力していきたい広報業務があれば教えてください。

TikTokの運用は、企画や動画コンテンツの制作、インフルエンサーの方とのコラボなど、今まで以上に注力し本格的に取り組んでいきたいと考えているところです。

現状ではSNS運用やプレスリリースの作成から配信、あとは広告周りも私が1人で担当していて、単純に作業量の多さという問題が出てきているので、広告周りなどを任せられるスタッフを増やしていきたいと思っています(笑)

― それだけのお仕事を1人で担当されているのは大変ですね(笑)。最後にこれから広報を目指す方に何かメッセージがあればお願いします。

「コミュニケーション能力」と「ライティング能力」、この2つはとても重要な能力になってくると思います。タイトルの付け方次第でプレスリリースの閲覧数も変わってきますし、サービスの説明も書き方によって読み手への伝わり方が全然変わってくるので。

メディアに記事(ニュース)として取り上げられることはもちろん、プレスリリースを配信することでインターネット上に情報が蓄積され、弊社のようにプレスリリースをきっかけにユーザーが増加するといったケースもあるので、継続して配信することも大事だと感じています。

そして、常に自分が身を置いている業界のトレンドに対してアンテナを張っておくことも大切ですね。
今は何に注目されているのか、どういった内容が話題になっているのかを、日本だけでなく英語で伸びているキーワードを調べることで海外のトレンドも知ることができますし、そういった内容を取り込むことで日本国内において先駆けて情報を発信していくことができます。
これから広報を目指す方やプレスリリース配信に取り組む方は、このような点も意識して取り組まれると良いと思います。

― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!

インタビュー企業

会社名:株式会社Emposy
事業内容:ITベンダー・ディーラー業・サービス業・教育
創業:2019年8月
URL:https://emposy.com/

ABOUT
プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
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