<プレマガ広報インタビュー>MMPコミュニケーション 北 賢治さん
JMCグループのコミュニケーション局として出版・メディア事業、グループ全体の広報を担っているMMPコミュニケーションの北 賢治さんに、広報担当者としての業務についてお話を伺いました。
大手出版社を経て会員向けの情報誌の作成や外部に向けて情報発信を行う広報担当へ
― 貴社の事業内容について教えてください。
弊社は、経済産業省認可のセールスレップ・販路コーディネータ協同組合、商品開発や販路開拓分野の人材育成を行う一般社団法人日本販路コーディネータ協会、地域おこしや観光特産の開発・支援をしている一般社団法人日本観光文化協会、研究機関であるMMP総研といったグループのコミュニケーション局として出版・メディア事業の他、グループ全体の広報を担っています。
― ありがとうございます。北さんの略歴と広報になった経緯を教えてください。
大手出版社を経て、全国各地域で開催される公的支援機関、商工会議所、商工会主催のIT、精密、流通系商材の専門家として従事していました。
当局には設立当初から勤めており、現在は会員向けの情報誌の作成や外部に向けて情報発信を行う広報担当として勤務しています。
情報誌やセミナーといった交流の場を通して会員の満足度を上げる
― 設立当初から携わっていらっしゃるのですね。広報の業務内容について教えてください。
会員の活性化を目的に、リアルとオンラインを含めセミナーやイベントといった交流の場を作っています。
また、JMCグループでは会員向けに情報誌を発刊しており情報誌の作成も当局が担当しています。その他に、HPの更新や外部に向けてのメルマガ配信、行政支援機関や学校、職業訓練校などに向けてのセミナーや講師派遣も行っています。
― 非常に多くの業務を担当されていますね。広報のやりがいはどういった時に感じますか?
やりがいは、情報誌やセミナーといった交流の場を通して、会員の方たちがとても満足した顔をしているのを見た時に尽きますね。会員の方たちには、今のステージからさらにステップアップし社会貢献をしていただきたいと思っています。
今後は農商工・観光・福祉という点において地域活性化を拡大していけるような企画を考えています。
地域の活性化、観光資源の支援として様々な取り組みを実施
― ありがとうございます。広報の成功事例などがあれば教えてください。
当グループでは毎年12月に、食と観光、地元グルメ、お土産品など、その年話題になった観光特産品を表彰する制度「日本観光特産大賞」を実施しています。
「日本観光特産大賞」は、日本各地で育成されている観光特産品を再発見、再発掘し、一定の価値を付与することで、知名度やブランド力の向上に寄与し地域の活性化を後押しすることを目的としていて、グランプリや賞を受賞した特産品は、地域の新聞などでも大々的に取り上げられ、広報として成果を発揮している企画となっていますね。
― 地域の活性化など、とても社会的意義のある取り組みをされていますね。今後注力していきたい活動などはありますか?
日本メダカの会と連携し、1年の間に話題になった鑑賞メダカを表彰する「日本メダカ大賞」という取り組みを2021年から始めました。
現在、犬、猫に続く、飼育ペット第3位の観賞メダカを、地域資源、観光資源として支援するべく、今後より多くの方たちに注目していただけるよう注力していきたいです。
― ありがとうございます!最後にこれから広報を目指す方に何かメッセージがあればお願いします。
広報といってもIRや営業広報など役割は様々です。
また、販売促進といっても広告宣伝とセールスプロモーションでは、仕事の内容は違ってきます。
そのため、今取り組んでいる業務はIRとしての広報なのか、それとも営業広報なのか。そして販売促進であれば、広告宣伝なのか、セールスプロモーションなのか、予算管理なども含め、業務内容に応じて頭を切り替えて取り組むことが大切ですね。
― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!
会社名:MMPコミュニケーション
事業内容:出版事業、メディア事業
URL:https://www.jmmp.jp/mmpc/index.html