<プレマガ広報インタビュー>株式会社ミライトリンク 平井 和左さん

プレスリリースマガジン編集部

寿司・会席の仕出し事業、法要専門会館の運営を行う株式会社ミライトリンクの平井 和左さんに、広報担当者としての業務についてお話を伺いました。

代表からのメッセージカードで広報担当へ

― 貴社の事業内容について教えてください。

弊社は、奈良県を中心に寿司・会席の仕出し事業から始まり、現在は大阪と京都の一部とエリア拡大して運営をしております。さらに仕出しで使用している料理を、お惣菜として店頭及びECサイトでも販売しています。
また、法要専門会館の運営、カフェ・結婚相談所・ケータリングを1つの事業とした『ONE UNITED LAB』の運営も行っています。

また新たに、後継者難による廃業を支援するために「仕出し屋専門の後継ぎ支援」事業も開始し、奈良県吉野町で「四季の味 なかたに」を運営していた有限会社上市魚市場と2022年10月に事業継承成約し、2023年1月を目途に「寿司割烹 甚八吉野店」をオープンする予定です。

― ありがとうございます。平井さんの略歴と広報になった経緯を教えてください。

短大を卒業後、飲食店の店長として勤務した後に、祇園の料亭で秘書業務やお客様の予約管理、メディア対応などを担当していました。その後、地元に戻ったことをきっかけに現在に至ります。
弊社ではスタッフの誕生日時に代表からバースデープレゼントをいただくのですが、プレゼントと一緒に「今後は広報もお願いします。」と社長からのメッセージカードが添えられていて広報担当になりました。
入社後しばらくしてから社内報を担当するところから始まり、会社の認知度を高めるためにプレスリリース配信をメインにドリームニュースを利用しています。

寿司・割烹甚八
「寿司・割烹甚八」はお寿司・お弁当など日常使いだけでなく、慶事・法事などお客様のライフイベントに合わせたお料理のお届けなど、出前・仕出しを通し、職人がつくる老舗の美味しさをお届けしております。
ONE UNITED LAB
「ONE UNITED LAB」はカフェ・結婚相談所・ケータリングをしております。パフェやピクニックが人気のカフェはキッズスペース・テラス席・自習室があり、広々とした空間で幅広い年齢層のお客様に様々なシーンでご利用いただけます。

会社のイメージに直結するからこそ配信内容を見極める

― プレゼントとメッセージカードで伝えられるというのは素敵なサプライズですね。広報の業務内容、またプレスリリースの書き方はどのように学ばれたのでしょうか?

私は『ONE UNITED LAB』と惣菜のEC販売事業をメインに、SNSの運営やLINEアカウントの管理、プレスリリースの作成・配信業務を担当しています。
SNS関連の投稿といった実務は店舗のスタッフにお願いしているので、投稿時に載せる画像の作成や配信のスケジュール、数値管理が主ですね。

プレスリリースの書き方はセミナーを受講したり、ドリームニュースの「プレスリリースの究め」というコンテンツで学びました。
プレスリリースの書き方だけでなく、配信のタイミングやプレスリリースに関する様々なノウハウが分かりやすくまとまっていたので片っ端から読みましたね(笑)

― コンテンツをチェックしていただきありがとうございます!プレスリリースの作成や広報において気をつけている点、難しさを感じている点などがあれば教えてください。

弊社では様々な活動を行っていますが、どこまでの情報をプレスリリースとして配信するかという線引きに気をつけています。プレスリリースは会社のイメージに直結するので、配信する内容をしっかりと見極めるようにしています。

プレスリリースの効果測定という部分においては、SNSの運用とだいぶ異なるので難しいですね。SNSの場合、フォローやコメント、拡散といった形で数値として表れ比較的効果が見えやすいのですが、プレスリリースの場合、取材依頼や○○新聞に掲載といった結果に毎回繋がるわけではないので。

あとは、プレスリリースの作成には文章を書くライター的な要素と、文章の誤字脱字などを確認する校閲的な要素、どちらも求められるので難しさを感じています。自分の感情や会社の思いを込めつつも「誰が読んでも理解できる内容になっているか?」と、客観的に見ることも大切なためそういった部分は訓練中ですね。

情報過多の時代だからこそ一つ一つしっかりと伝わる情報を発信

― 誤字脱字は書いている時には気づかないことが多いので見直しは必須ですよね。広報のやりがいはどういった時に感じますか?

様々な側面から物事を客観的に見る目が必要であり、事実に話題性をもたらすよう文章表現するのはとても難しいのですが、だからこそやりがいを感じます。また、弊社代表が“飾らない”というスタイルを持つ方なので、少しの背伸びはあっても、無理をして見栄を張るということはありません。そのため、脚色なく、事実を魅力的に伝えるにはどうすれば良いか、手段・方法と合わせて考えることは、この仕事ならではのやりがいだと思います。

また、11月に実施した記者発表会は、会場のレイアウトやおもてなしの配慮だけでなく、弊社の持つカラーとのギャップを生じさせないように全体をコーディネートしていく必要があったので、これまで培った経験を活かすことができ、とても貴重な経験になりました。

― 記者発表会は、今後広報担当としてお仕事をされていく上でも貴重な経験ですね。広報としてこれから注力していきたいことなどがあれば教えてください。

現在は採用面やインナーブランディングの強化に注力しています。
採用面に関してはインターンなどの取り組みを始めているのですが、インナーブランディングに関しては社内報が紙媒体のため、情報を発信して終わってしまっているというのが現状です。

社内報を紙媒体からアプリやWEBに変更することができれば、手軽に読んでいただくことができるというだけでなく「どれだけ読まれているのか」「何に興味を示しているのか」ということもデータとして蓄積できますし改善もしやすくなるので、会社にも一緒に働く社員・スタッフにとってもプラスに働くよう、少しずつ取り組んでいきたいと考えています。

― ありがとうございます!最後にこれから広報を目指す方に何かメッセージがあればお願いします。

広報を目指すのであれば、自社の魅力を客観視する力というのが必要になってくると思います。
そのためには日々会社を見るとともに社外にも目を向け、相手を思いやる気持ちを持つことも大切です。
情報過多の時代だからこそ闇雲に情報を乱発するのではなく、一つ一つしっかりと伝わる情報を発信していくことが大事ですね。

― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!

インタビュー企業

会社名:株式会社ミライトリンク
事業内容:寿司・会席の仕出し事業、法要専門会館の運営、惣菜の店頭及びEC販売事業、婚活事業、カフェ事業、パーティーケータリング事業など
創業:1984年
URL:https://miraitolink.co.jp/

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プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
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