<プレマガ広報インタビュー>株式会社デファクトスタンダード 菅原 亜美さん
ブランド品宅配買取サービス「Brandear(ブランディア)」を運営する株式会社デファクトスタンダード 経営企画室 広報の菅原 亜美さんに、広報担当者としての業務についてお話を伺いました。
マーケティング部から広報へ新しいチャレンジ
― 菅原さんのこれまでの略歴を教えてください。
2010年4月にアルバイトとして入社しマーケティング部に配属されました。その後、5年間マーケティング部に在籍し、2015年から社員になり広報を担当しています。
最初はWebデザイナーを志望していて、「デザインに携われるなら」と、職種や雇用形態は問わず就職活動をしていました。当時募集していた弊社のマーケティング職の求人内容が【バナーの見せ方】【キャンペーンの企画】という少しデザインにも携われる内容だったので、すぐに飛び込みました。結局自分がデザインをしてバナーを作ることは、1回も無かったんですけどね(笑)
ずっとデザインに携わる仕事がしたいと思っていましたが、マーケティング部で数字を追ったり、企画を考えるのが面白く、日々色々な発見もあって気付いたらマーケティング部で仕事を続けていました。
― 最初はマーケティング部だったんですね。どういった経緯で広報担当になられたのでしょうか?
新しいことをやってみたいと思ったのがきっかけです。
私が入社した当初は数名だったマーケティング部も、今では30名程の組織となり、私もチームのリーダーになったりとステップアップしていきました。しかし、新しい知識を吸収したり経験するのが好きなので、違う職種にチャレンジしたいと思い、上司に「新しいことをやりたい」と相談したところ、広報担当になりました。
広報は経営企画室に所属しているので、採用・現場改善・新規案件などの広報以外の業務も兼務しています。
― なるほど。広報をするにあたりどういったスキルが必要だと思いますか?
あくまで弊社での広報のスキルというお話になりますが、代表の意図であったり弊社の活動というのを、「イメージしやすい言葉に置き換える」というスキルが必要です。
そして、色々経験することで自分の中に引き出しが増え、瞬時に点と点が結びつくようになり自分の言葉で伝えられるようになっていくので、場数を踏んでいくことも大事だと思います。
広報は会社の情報を発信していくことが仕事ですが、ただ発信すればいいというわけではなく、みんなが理解できるよう正しく伝えていくということが大切ですね。
プレスリリースを書くタイミングで意識的に本を読み活字に慣れる
― 広報担当者は話したり、言葉や文章にしたりすることが多いと思いますが、何か工夫されている点はありますか?
私は読書家というわけではありませんが、本を読むことはすごく大事だと思います。なので、プレスリリースを書くタイミングで意識的に本を読んだりします。
活字に慣れることで、実際に自分が文章を書く時にフレーズがパッと思い付いたり、リズムの良い読みすい文章が書けたりするので。
― 広報としてのやりがいや嬉しいことなどがあれば教えてください。
やはりメディアに弊社の活動が取り上げられると嬉しいです。それをたまたま見た社外の人から「〇〇の記事見たよ」と声を掛けてもらえると尚更。
以前、お笑い芸人のブルゾンちえみさんを初めて起用したCMのプレスリリースを配信し、数多くのメディアに取り上げていただきました。個人的に掲載されたかったLINE NEWSにも載ることができ、嬉しくてスクリーンショットを取りました(笑)
大手のメディアに掲載されることは重要だと思いますが、あまりそこにこだわってはいません。メディアの規模は問わず、掲載された記事を通して身近な人たちがきちんと弊社の活動を知ってくれることの方が嬉しいです。
― 最後に今後の目標をお願いします。
会社の戦略や代表の意図を言葉にできるのが広報で、広報の発するメッセージによって見られ方や捉えられ方も変わる重要な立場だと思っています。
弊社が伝えていきたい、見ていただきたい部分を、社内外問わずしっかりと伝えていきたいです。
― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!
会社名:株式会社デファクトスタンダード
事業内容:ネットに特化した買取サイト「ブランディア」の運営
創業:2004年4月
URL:http://www.defactostandard.co.jp/