「である調」は悪印象!?現役記者が読む気になれないプレスリリースVol.6

プレスリリースマガジン編集部

毎日約400本ものプレスリリースを受け取っている記者の方に、読む気になれないプレスリリースについて直接お話を伺いました。実際に記者の方に届いたプレスリリースの中で、読む気になれなかったプレスリリース事例です。

事例その6:である調で書いてあるプレスリリース

事例その6は『である調で書いてあるプレスリリース』です。

記者A
記者A

たまに『である調』で書いてあるプレスリリースを見かけることがあります。

しばたか
しばたか

下記のように新聞記事のような体裁のプレスリリースですね。

記者A
記者A

そうです。おそらく記事の文体に近づけて書いたほうが、記者が記事にする手間が省けるのではという理由で『である調』で書かれていると思うのですが、全くそのようなことはないです。

しばたか
しばたか

そうなんですね。

記者A
記者A

はい。記事にするのが記者の仕事ですからね。記事風なプレスリリースだからといってそのまま記事として掲載することはあり得ません。ですので、プレスリリースは『ですます調』で書いたほうが良いですね。

しばたか
しばたか

『ですます調』の方が丁寧な印象を受けますね。

記者A
記者A

『である調』で書いた文章は、読み手に上から目線の印象を与えます。そのため受け取る方によっては不快に思う方もいることでしょう。受け取る記者のことを考えると『ですます調』で書いたほうが良いですね。

しばたか
しばたか

記者の方に丁寧に説明する意味でも『ですます調』で書いたほうが良いということですね。

記者A
記者A

そうですね。ただし丁寧すぎるプレスリリースも問題ですよ。

しばたか
しばたか

例えば『~でございます』はいかがですか?

記者A
記者A

『~でございます』なら『~です』と書いた方が良いと思います。『~致します』は『~します』と書けますよね。あまりに丁寧すぎると嫌味に聞こえませんか?

しばたか
しばたか

確かにそうですね。しかもあまりに丁寧すぎると読みにくいですね。

記者A
記者A

プレスリリースは第三者的立場の記者や一般消費者の方々に読んでもらうものなので、わざとらしくない読みやすい文章で書くことをお勧めします。

しばたか
しばたか

はい。気を付けるように致します。

記者A
記者A

それです(笑)

今回のポイント
  • 「である調」ではなく「ですます調」で書く!
  • 丁寧すぎる文章は読み難くなってしまう!
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プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
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