初めてプレスリリースを書く人がやりがちなこと5選
誰でも初めてプレスリリースを書くときは緊張することと思います。
そこで今回は、「初めてプレスリリースを書く人がやりがちなこと5選」をご紹介します。
プレスリリースを作成する上で大切なポイントはたくさんありますが、まずは書く前にこれら5つの項目に当てはまらないように注意するだけでも◎
メディアからがっかりされるプレスリリース配信とならないよう、ぜひチェックしてみてください!
1.経緯や理由から書き始めてしまう
プレスリリースは、一般的に文章の基本と言われている「起承転結」ではなく、「結」を最初に持ってくる「結起承転」の形で書くスタイルが適切とされています。
本文は重要なこと(結論)から書き始め、後から補足事項を追加していく形式(いわゆる逆三角形の形)で書くことで、読み手がプレスリリースを途中で読むのをやめても一番伝えたい内容がしっかりと伝わるようになります。
株式会社Aが新商品を開発するにあたり、~な課題があり~な道のりがありました。(略)
こうして誕生したのが~が特徴の飲料です。パッケージデザインは~で、サイズは~です。
そして、ついに株式会社Aは、○年○月○日に~を発売しました。
株式会社Aは、○年○月○日に~を発売しました。
~は、~が特徴の飲料です。パッケージデザインは~で、サイズは~です。
開発背景には~な課題と~な道のりがありました。(略)
2.客観性に乏しい抽象的な文章で書いてしまう
「従来品よりすばらしい商品」「大好評」と聞いても、具体的に何がどうすごいのかは全くわかりませんね。
プレスリリースでは、このようにあいまいで抽象的な表現は避け「従来品より●●を%増量」や「利用者の●%がまた購入したいと答えた」というように誰が読んでも納得できる情報を記載しましょう。客観的事実を書くことでプレスリリースの信憑性が飛躍的にアップします。
3.誇大表現や広告的な文言を並べてしまう
「今すぐお買い求めください!!」「↓↓今すぐクリック↓↓」
こんな広告やチラシのような宣伝文句に溢れたプレスリリースは、記者からもっとも嫌われ即ゴミ箱行きに・・・。厳しいようですがこれが現実です。
プレスリリースは、直接消費者に語りかける広告などとは異なり、企業の新しい活動を報道関係者に向けて発表する「企業の公式文書」です。ニュース記事の素材として、客観的事実を簡潔に表現するのが適切です。
また、インパクトを残そうと事実に反して「日本初」「業界NO.1」といった誇大表現を使用するのはもってのほか。(根拠がある場合はきちんと明記しましょう。)場合によっては景品表示法違反や優良誤認表示などの法令違反と認定されるリスクもあります。十分に気をつけましょう。
4.情報に社会性・時事性の要素がなく、単純に商品告知と化している
メディアは、あっと驚くような目新しい情報や、社会性・公共性の高い出来事や知識を世の中に対し発信(時には問題提起も)する役割を担っています。
単純に商品やサービスの告知だけを事務的に記載するのではなく、それらがどのように社会に役立つのかといった情報(社会的要素)や時流に乗ったキーワードやネタ(時事的要素)を絡めてプレスリリースを作成することが重要です。
5.お問い合わせ先を書かない
プレスリリースを書くことだけに気をとられ、「報道関係者向けのお問い合わせ先」の記載を忘れてしまうケースをよく目にします。これではせっかくプレスリリースに興味を持った記者が広報担当者に連絡をとることができません。
多忙な記者は、お問い合わせ先がないことで取材をあきらめる場合もあります。必ずプレスリリースの文末などに、以下のようなお問い合わせ先情報を記載しましょう。
【報道関係者向けのお問い合わせ先】
・企業名
・部署名
・担当者名(読み方が難しい名前にはフリガナも添える)
・電話番号
・FAX番号
・Emailアドレス(お問い合わせ用フォームのURL)
ちなみに、記者の中には「Emailアドレスやお問い合わせフォームだと連絡が取れるまでタイムラグがあるので、すぐ連絡が取れる電話番号の方が嬉しい」という意見も。連絡手段は多い方が好まれます。
いかがでしたか?
プレスリリースの書き方には一定のルールやマナーが存在しますが、慣れてしまえば難しいことではありません。しかし、書き方のノウハウを知識として知っていても、実際に限られた時間の中で一からプレスリリースを作成するとなると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
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プロのライターがヒアリングをし、メディアが興味を持つポイントを押さえた原稿を作成してくれるのはとても心強いですね。
何より、プレスリリースが記事として取り上げられるためには、内容はもちろんのこと配信するタイミングも同じくらい重要です。最適な配信機会を逃さないためにも、いざという時に備えて日頃からいろいろな原稿作成代行サービスをぜひチェックしてみてください。
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