6月の隠れた記念日「○○の日」!プレスリリースの切り口「時節ネタ」3選
「時節ネタ」シリーズでは、数ある記念日の中から、特に大衆性が高く、かつ今後さらに一般社会における認知度が高まるのでは!と注目する「◯◯の日」をピックアップしています。
6月といえば、なんといっても6月の第3日曜日の「父の日」がビッグイベントとしてありますが、他にも楽しい記念日がたくさんありますよ。
アペリティフ(Apéritif)は食前酒という意味のフランス語で、食事の前にワインなどを飲みながらゆったりとくつろぐフランス人の習慣としてフランス農務省が2004年(平成16年)から提唱している。日本ではフランス食品振興会(SOPEXA Japon)がアペリティフの習慣の普及を目指し制定した。
世界の中でも1日あたりの食事時間が長いことで有名なフランス。
実は本格的な食事の前に、軽い食前酒とおつまみでおしゃべりを楽しむ「アペリティフ」という習慣があり、週末ともなればトータル4~6時間のディナーを楽しむのだとか。
働き方改革が進む中、日本人のワークライフバランスや余暇に対する意識も徐々に変化しつつある今だからこそ、本格的にアペリティフを訴求し新たな食事の楽しみ方を提案してはいかがでしょうか。まずはお祝い事など特別な日から試してみると日本人には馴染みやすいかもしれません。
外食産業や酒やスナックを取り扱う小売業界では、フェアやキャンペーンの開催など、人との親睦を深めるのにピッタリなアペリティフは婚活業界のパーティイベントとしても相性抜群です。
ちなみに「今日はアペろー!」「アペしない?」と誘ってみるのが通だそうです。
「住宅の健康」と「住まい手の健康」を守るために業種を超えた専門家たちが研究活動を行う健康住宅推進協議会(現:NPO法人日本健康住宅協会)が制定。日付はカビや湿気など健康被害が懸念される梅雨時期からこの日が選ばれた。
この記念日を制定した日本健康住宅協会では「超高齢社会の到来や温暖化による異常気象など住まいと健康の関係性はますます重要なものになっていく」と語っています。
この日をきっかけに、シックハウスやサーマルショック(夏期のヒートショックによる熱中症と冬期のコールドショックによる心筋梗塞など)、カビ・ダニアレルゲン、シロアリ防虫への対策など、主に下記業界であれば住まいの環境を見直す提案をしてみてはいかがでしょうか。
- 住宅産業やリフォーム業界・・・家屋の点検や補修に関するセミナー・イベントの開催
- 家具・インテリア業界・・・省エネかつ快適な夏の生活空間を提供する家具・インテリアのフェアやキャンペーンの実施
- 日雑品メーカーや家電・ホームセンター・ドラッグストアなどの小売業界・・・防カビ・除湿に役立つ家電や生活用品のフェアやキャンペーンの実施
- 掃除・家事代行サービス業界・・・各種お掃除サービスのフェアやキャンペーンの実施
『がん支えあいの日』は、がん患者が自分らしい生活を送るための支援を実行に移す日として、NPO法人キャンサーリボンズが制定。この日が北半球では夏至で節目となることと“がんも人生における節目である”ことを重ね合わせ、長い昼・夜にがんについて考え語り合う時間をもってほしいと選ばれた。
がんは、日本において1981年より日本人の死因の第1位で、現在では、年間30万人以上の国民が、がんで亡くなっている(厚生労働省のHPより)そうです。
また、近年では働くがん患者の増加に伴い、仕事と治療の両立のためにさまざまなサポート制度を設ける企業もわずかながら出てきましたが、まだまだ十分とはいえません。
しかし、がんになった家族をサポートする立場や自分自身ががん患者になる日は突然訪れるかもしれません。だからこそ、今から社会全体で自分ごとと捉え考えていくことが大切なのではないでしょうか。
保険業界、病院関連はもちろんですが、企業はこの日をきっかけに、社員の健康維持のための福利厚生の充実や慈善寄付の実施(CSR活動)など、社内外に自社の取り組みを積極的にアピールしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?
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