8月の隠れた記念日「○○の日」!プレスリリースの切り口「時節ネタ」3選
「時節ネタ」シリーズでは、数ある記念日の中から、特に大衆性が高く、かつ今後さらに一般社会における認知度が高まるのでは!と注目する「◯◯の日」をピックアップしています。
8月といえば、なんといっても「山の日」や「お盆」がビッグイベントとしてありますが、他にも楽しい記念日がたくさんありますよ。
オリンピック・ベルリン大会時、当時のNHKラジオの実況中継が歴史に残る名放送と言われていることに由来(1936年)
スポーツ選手の活躍にはもちろん注目ですが、巧みな話術から繰り出されるアナウンサーの実況中継もまさに神業ですね。
「心に残った名実況中継」という切り口でアンケート調査を行ったり、またキャンペーンとして「“実況中継を楽しもう!」と題し、テレビやラジオ、ヘッドフォンなどの[家電]や、動画アプリやスポーツコンテンツなどを取り扱う[情報配信サービス]、タオルやTシャツなど[スポーツ応援グッズ関連商品]をPRすることができます。
ところで、実際にプレスリリースとして“時節ネタ”を用いるときは、どのような切り口になるのでしょうか。
[アンケートの調査結果]×[新商品・サービスのPR]でトレンドに基づく具体的な活用シーンを訴求
「“○○の日”の過ごし方の調査」など季節ネタを軸にアンケート調査を行った結果と新商品の活用シーンを絡めて新商品をPRする方法は、話題性も高くメディアに好まれる傾向があります。
タイトル:「ひな祭りの過ごし方!手巻き寿司パーティーを実施する家庭は約25%」
“王道の季節ネタ”だからこそメディアに取り上げられることも!
お正月、バレンタイン、ひな祭り・・・といった、いわゆる“王道の季節ネタ”に新鮮味あるのだろうか?と一瞬考えそうになりますが、 消費者ライフスタイルの変化やトレンドとなる価値観の情報をプレスリリースの切り口に用いれば、それはメディアにとって「新規性」や「ニュース性」が非常に高い情報となるわけです。
タイトル:「20XX年クリスマスの意識調査~友達へのプレゼント予算が昨年より3割増!~」
「は(8)は(8)」「パ(8)パ(8)」や「ハチハチ」を並び替えると「ハハ(母)チチ(父)」となる語呂合わせから、親孝行全国推進運動協会が1989年(昭和64年)に制定した。
親元を離れると両親とゆっくり顔を合わせる日はグッと少なくなります。
こうした両親への感謝を示すきっかけとなる記念日は「母の日」「父の日」だけではなく1年に何回あっても素敵ですね。
ギフト業界や飲食店・グルメ業界、旅行・観光業界のキャンペーン実施は王道ですが、一方で、「親孝行」とは具体的に何をしたら良いのか、親世代が子どもに望む「親孝行」についても気になるところです。そんな時はアンケート調査結果としてプレスリリースを配信しても話題性がありそうです。意外な親子の意識のギャップが浮き彫りになるかもしれません。
日付は「や(8)さ(3)い(1)」(野菜)と読む語呂合わせから、野菜の栄養価値を再認識してもらい、その消費の促進を図ることを目的に全国青果物商業協同組合連合会(全青連)など9団体の関係組合が1983年(昭和58年)に制定。
厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、1日350g以上の野菜を食べることを目標にしていますが、私たち日本人はその目標に達していないのが現状のようです。
外食・食品業界・小売業界で野菜を美味しく食べるフェアやキャンペーンの実施はもちろん、農家の応援や地産地消に力を入れている地方自治体や団体などによるイベントを開催するのも良いでしょう。購入促進だけではなく、野菜の収穫や料理教室など写真・動画映えのする体験イベントはSNSとの相性もピッタリです。
いかがでしたか?
夏休みシーズンの8月は、人々が行動的になりさまざまな記念日やイベント事に参加しやすい絶好のチャンスです。ぜひこの機会を活かしてみてください。
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