同じ内容のプレスリリースを再度送るのはNG!?同じ内容でも配信できるケースやプレスリリースを複数回配信する方法

プレスリリースマガジン編集部

広報の施策として「これからプレスリリースの配信に取り組みたい」といったご相談を受ける際、多く聞かれることの一つに「同じ内容のプレスリリースを複数回送ることはできるのか?」という質問があります。

今回はなぜ同じ内容のプレスリリースを再度送るのがNGなのか、その理由や同じ内容でも配信できるケース、またプレスリリースを複数回配信する方法について説明します。

同じ内容のプレスリリースを送るのがNGな理由

「配信したけど効果があまり感じられなかったからもう一度送りたい」「もっと多くの提携メディアに掲載したい」この様な理由で同じ内容のプレスリリースを再度配信したいと考える方がいますが、結論、一度配信した同じ内容のプレスリリースを再度送るのはNGです。

これはドリームニュースだけなく、他のプレスリリース配信サービスでも配信できない内容の一つに「同じ内容のプレスリリース」というものがガイドラインに設けられています。

配信元である企業とプレスリリースを受け取るマスコミ・メディアの関係において、同じ内容のプレスリリースを再度送るという行為は「新しい情報がなく受け取っても意味がない」という理由からNGなのです。

※文章を変更したり、盛り込む内容を変更しても同一のテーマで再度配信することはできません

プレスリリースはメルマガではありません。広告ではなく広報であり、あくまで情報提供として送っています。

マスコミ・メディアは日々、数百以上の数多くのプレスリリースを受け取っているので、同じ内容のプレスリリースを再度送ることで嫌悪感を抱かれてしまったり、企業や組織の信頼性が低下します。(最悪の場合は「今後の配信はNG」となってしまうこともあります)

上記の他にもメディアから嫌悪感を抱かれてしまうプレスリリースがあります。どのようなプレスリリースがメディアに悪い印象を与え、企業価値を下げてしまう内容なのかは、下記の記事をご確認ください。

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同じ内容のプレスリリースでも配信できるケース

しかし、同じ内容のプレスリリースでも配信できるケースもあります。それは「キャンペーンの期間延長」や「イベントの日程変更」などの内容です。

<例>

「●月15日までのキャンペーンだったが、好評により●月30日まで延長」

「●月15日にイベントを開催予定だったが、天候を考慮し●月30日に日程変更」

上記の例の様に延長や日程を変更する理由が妥当な場合は、同じ内容のプレスリリースでも配信することができます。(その際はプレスリリースのメインテーマが「延長」「日程変更」だと分かるようタイトル、本文冒頭に記載する必要があります)

なお「プレスリリースの内容に誤りがあったから再度配信したい」という場合は、訂正プレスリリースを配信しましょう。

前途した通り、マスコミ・メディアは日々膨大な数のプレスリリースを受け取っています。プレスリリースに訂正であった旨が記載されていないと「また同じ内容が送られてきた」と思われてしまう可能性が高く、ほとんどの場合気付くことができません。また、最初に受け取ったプレスリリースの内容でニュースとして取り上げようと進めていることもあり、信用問題にも関わるため注意が必要です。 訂正プレスリリースの書き方など詳細についてより詳しく知りたいという方は、下記の記事をご確認ください。

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プレスリリースを複数回配信する方法

同一のテーマ・内容でプレスリリースを複数回配信することはできませんが、同じ商品・サービスでも

  • 新商品・新サービスの案内
  • キャンペーン開催告知
  • イベント開催
  • 商品・サービスの説明会(セミナー)
  • 販売・導入実績

など、メインテーマが変わっていれば配信ができます。

全く同じ内容、言い回しや表現を変えただけでは配信することはできませんが、上記のように内容自体が変われば配信することができるので、同じ商品でも様々なテーマで配信を検討してみると良いでしょう。

下記の記事では、商品が 1つでも複数回プレスリリースを配信できるテクニックを紹介しています。

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まとめ

以上、同じ内容のプレスリリースを再度送るのがNGな理由、同じ内容でも配信できるケースやプレスリリースを複数回配信する方法について説明しました。

プレスリリースを配信する側の立場として「記事として取り上げてもらいたいから、もう一度同じ内容のプレスリリースを送りたい」という気持ちは理解できなくはありませんが、結果としては逆効果となります。

企業や組織としての信頼性を損なわず、マスコミ・メディアと良好な関係を築いていくためにも一つ一つのプレスリリース配信を大事にしましょう。

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プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
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