「プレスリリース」と「お知らせ」と「ニュースレター」の違いって??
「プレスリリース」と「お知らせ」と「ニュースレター」の違いって説明できますか?なんとなくは分かっていても、言葉にするのは難しいものです。ここでは混同されがちな3つについて解説して行きます。
プレスリリースとは?
「プレスリリース」とは、企業の新しい活動をメディアに伝える公式文書です。
この企業の新しい活動(ニュース性)というところが、プレスリリース最大のポイントです。なぜならば企業の新しい活動こそがニュース価値だからです。
例えば「商品発売中です」や「セミナーが満員になりました」というものは、企業の新しい活動ではないのでプレスリリースではなく、お知らせになってしまいます。しかしながら、発売1ヶ月で100万個完売のように、内容にニュース性があればプレスリリースへと変貌を遂げます。このニュース性の部分は、企業規模や達成期間、販売数にも左右されるところですが。
なおプレスリリースは、ニュース性の他に、独自性、社会性、季節性があるとよりメディアに取り上げられやすくなります。
お知らせとは?
「お知らせ」は、一般向けに発信する企業のご案内です。
先ほどの「商品発売中です」や「セミナーが満員になりました」というものの他にも「年末年始のお知らせ」や「新年のご挨拶」もお知らせですね。このような内容は、自社サイトのお知らせコーナーに載せるべきもので、プレスリリースとして配信すべきではありません。
ニュース性が無く以前から販売している商品の情報や、年末年始のお知らせを記者が受け取ってもニュースになるでしょうか?ならないですよね?ニュース性が無い情報をメディアに送ることで、メディアに取り上げられないばかりか、逆に悪い印象を与え企業価値を下げてしまいます。しかし、一般の方々にとってお知らせは知りたい情報ですので、自社サイトにはしっかりと掲載する必要がありますね。
ニュースレターとは?
「ニュースレター」は、メディアや一般向けに送る有益な読み物です。
(※ドリームニュースはプレスリリースの代行配信サイトですので、プレスリリースのみの配信とさせていただいています。)
メディアにとって有益な情報とは何があるでしょうか?やはり最新の業界動向は気になるところですよね。またメディアが特集を組みやすい、季節に合わせたネタなんかも良いかもしれません。継続的にメディアとつながりを持つことで、「あの企業はあの業界の最新情報を持っていたな」「この季節ネタの特集はあの企業はどうだろうか」と、思い出してもらうきっかけにつながります。
一般向けのニュースレターは、見込み客や既存の顧客に対して接触を増やすことで、親近感を持ってもらうことを目的とします。社長や従業員の紹介や近況報告を綴ったニュースレターを受け取ったことはありませんか。また、商品にちなんだ雑学も鉄板ネタです。ついつい読んでしまい、その人に会ったことがないのに会ったことがあるような既視感を抱かせることで、購入へのハードルが1つ下がるはずです。
ニュースレターは、有益な情報を提供することでメディアや一般の方々と良好な関係を作るための、コミュニケーションツールの1つと言えるでしょう。
メディア向け、一般向けのニュースレター双方に言えることですが、売り込みは厳禁です。あくまで受け取った方が役に立つ情報を提供することがポイントですよ。