今日から参考にしたくなるおすすめInstagram企業アカウント5選

プレスリリースマガジン編集部

近年、Instagram(通称:インスタ)の企業アカウント運用が増えています。写真や動画を利用したビジュアル的側面での広報ツールの一つとして需要が増しているInstagramですが、今回はさまざまな手法を使って効果的な広報をしている、「今日から参考にしたくなる」企業アカウントを厳選して5つご紹介します。

【1】CANMAKE TOKYO キャンメイク @canmaketokyo

(株式会社 井田ラボラトリーズ)
https://www.instagram.com/canmaketokyo/
フォロワー:64.9万人(2023年8月時点)

キャンメイクのInstagramは、若年層向け化粧品ブランドとして画像やリール(動画)を活用し、全体的にかわいらしく華やかな投稿スタイルが特徴です。月ごとの新商品紹介投稿や「商品企画VOICE」と銘打った商品制作エピソード投稿などをそれぞれ企画として定期的に発信することで、ユーザーの商品への関心を誘います。

また、公式から「キャンメイクコスメ部」といったハッシュタグを公開しストーリーズのハイライト※にもまとめ、ブランド全体の認知度向上へと繋げています。手軽に手が届くプチプライスのコスメを多く取り扱うブランドらしく、若いユーザーへの親近感をもたせている効果的なInstagramの運用例です。

※ストーリーズ(24時間限定公開動画)は通常、24時間経過すると自動で表示が消えますが、ハイライトとしてまとめることでホーム画面からいつでも閲覧することができます。

【2】セブン-イレブン・ジャパン @seven_eleven_japan

(株式会社セブン-イレブン・ジャパン)
https://www.instagram.com/seven_eleven_japan/
フォロワー:86.1万人(2023年8月時点)

セブンイレブンのInstagramは新作のスイーツやアイス、雑貨などの新商品を中心とした投稿が特徴です。リールでは投稿時に表示されるサムネイルに「実はこれ・・・」「これなに?」等の関心を惹きつけるワードテキストを入れているものも多く、思わずタップして見てしまうような投稿が目立ちます。

アイスのアレンジレシピや季節に合ったスイーツ特集をはじめとし、最近ではスイーツを使用したASMR動画なども投稿するなど、Instagramのメイン利用者層(10代~20代)の流行やニーズに合わせた投稿が多くみられます。

Instagramでは独自のアルゴリズムがあり、リール動画のインプレッションを伸ばすことで検索タブ上位に表示することができるため、企業アカウント運用ではこういった時期的な流行を察知して取り入れることも非常に効果的です。

【3】令和の伊能忠敬 @inotadataka31

(三井不動産株式会社)
https://www.instagram.com/inotadataka31/
フォロワー:5.3万人(2023年8月時点)

三井不動産株式会社では、Instagram公式アカウントとして歴史上の人物・伊能忠敬を現代風にリメイクしたイラストを活用した運用をしています。「歴史上の人物が令和を生きていたら」という設定で、三井不動産が手掛ける街や施設を伊能忠敬が巡ります。ユーザーを楽しませてくれるアイデア性・他にはない独自性がある企業アカウントです。

Instagramではぱっと見たときの視覚的な印象が重要視されますが、アカウント全体を一見すると、時に堅苦しさをイメージさせるような「企業公式感」はなく、大人から子供まで気軽にイラストを楽しめるアカウントとなっています。

このように、ユーザーに対して企業アカウントのビジネス的な側面を意識させずに、サービスをイラストに織り交ぜてさりげなく紹介していくことで、ユーザーの潜在意識に企業の存在を定着させるようになっています。

【4】ゼスプリキウイ公式 @zespri_jp

(ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社)
https://www.instagram.com/zespri_jp/
フォロワー:28.5万人(2023年8月時点)

ゼスプリキウイのInstagramでは、CMや店頭でおなじみの自社キャラクターを活用した運用を行っています。SNSマーケティングにおいてキャラクターを活用することはよく使われる手法で、取り入れている企業も多いです。

ストーリーで使用可能なスタンプやフィルター、また待ち受け画面やカレンダー画像の配布などを積極的にしており、ユーザーにキャラクターの認知度を向上させ、イメージを定着化する働きをしています。他にも4コマ漫画やハッシュタグキャンペーンなどユーザーが楽しめるコンテンツを充実させ、投稿だけでなくストーリーも有効活用している良い例です。

ユーザーの投稿を企業公式アカウントで紹介するなど、ユーザーとのコミュニケーションも盛んな企業アカウントです。キウイの主な販売場所はスーパーマーケットなどの一般消費者にとって身近な場所であることから、このようにユーザーに親近感を感じさせるアカウント運用は良い事例といえるでしょう。

【5】サントリー(SUNTORY) @suntory_jp

(サントリー株式会社)
https://www.instagram.com/suntory_jp/
フォロワー:19.7万人

サントリーのInstagram公式アカウントでは、商品紹介だけでなくアレンジレシピやエクササイズ方法など健康やライフスタイルにまつわる内容まで幅広く投稿しています。

特にレシピの投稿では、商品そのもののアレンジレシピではなく「●●に合うおつまみレシピ」「●●と一緒に味わえるキャンプ飯」など、派生したトピックに合わせてさまざまなレシピを投稿しており、多角的な方面からユーザーを取り込めるよう間口を広げています。

また、サントリーは2020年から日本で初めて※、「バーチャル社員」を公式インフルエンサーに起用しています。バーチャル社員の山鳥さんによる商品紹介動画投稿や、フォロワーと積極的に交流する企画が特有で、人気を博しています。

SNS慣れしているユーザーにとって「見飽きない(斬新な)投稿」を意識することも、公式アカウント運用において重要なポイントです。
※サントリー株式会社調べ

まとめ

今回はInstagramを初めて運用するにあたり、アイデア収集としてチェックしておくべき企業アカウントを厳選して5つご紹介しました。
それぞれに特色があるように、今回ご紹介した内容はほんの一例で、もちろんこの他にも企業アカウントの成功例は数え切れないほどたくさんあります。

まずは運用計画を明確に定め、ストーリーズやリールなどInstagramの機能を使いこなしてInstagramならではの効果的な運用を心がけましょう。自社の業種やターゲット層なども考慮しながら、目指すべき姿を見つけてみてはいかがでしょうか。

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