非常に硬く重いため彫刻には不向きとされている黒檀。その硬さを活かす事で緻密で繊細な彫りや重厚で大胆な彫りから生み出された毘沙門天や不動明王、七福神や根付けなど揃います。
沖縄のサトウキビ畑に囲まれた静かな環境の中にある上原工芸は、主に黒檀を使用し彫刻を行なっています。沖縄で黒木(クルチ)と呼ばれる琉球黒檀は、古くから三線などに使われ尊ばれてきました。
成長が非常に遅い黒檀は限られた地域でしか生育せず、また乱伐が進むことにより希少な木材として扱われています。非常に硬く重い為、彫刻として用いられることが滅多にありませんが、硬さを活かす事で緻密で繊細な彫りや、重厚で大胆な彫りなど幅広い表現が可能です。
父の上原琉雲さんは、神戸で修行後、珊瑚職人から木彫職人になり、現在は長男の上原荘雲さんとふたりで行なっています。堅牢なため彫刻刀では削れず、歯科医が使うルーターを用いて少しずつ削り、製作しています。
■開催期間:2025年1月2日(木)~ 31日(金)
■時間:11:00~20:00 (東京ミッドタウンの営業時間に準ずる)
■場所:THE COVER NIPPON (東京ミッドタウン ガレリア3F)
詳細はこちらから
https://thecovernippon.jp/20240101-uehara-kogei/
【店舗情報】
THE COVER NIPPON
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
tel 03-5413-0658
fax 03-5413-0659
年中無休(年始を除く) 11am-8pm
【企画・運営】
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
TEL 03-5534-9903 FAX 03-5534-9904
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