2024年05月08日 13:00

【ams OSRAMプレスリリース】ams OSRAM、人とくるまのテクノロジー展 2024に出展、 最先端の自動車に欠かせない高度なセンシングと 照明ソリューションを展示

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
-----------------------------------------------------------------------
●未来の自動車アプリケーションに不可欠な最新のセンシングおよび照明ソリューションを展示

●新しいオープンシステムプロトコル(OSP)とその最初の2製品、E3731iとSAID(Stand Alone Inteligent Driver)を出品し、自動車の新しい費用対効果に優れた柔軟な通信エコシステムを紹介

●EVIYOS(R)2.0、SYNIOS(R)、OSIRE(R)ファミリーからの製品をデモ展示
-----------------------------------------------------------------------

インテリジェントセンサとエミッターのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:針田靖久、SIX:AMS)は、2024年5月22日~24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」に出展し、未来の自動車アプリケーション向けに最新のセンシングおよび照明ソリューションを展示します(ams OSRAMブース:N28 (ノース))。

この見本市は、日本最大級の自動車技術者向け技術見本市であり、500社を超える出展企業が展開する1,200のブースに6万人を超える来場者を見込んでいます。

EVIYOS(R)2.0の安全なインテリジェントヘッドランプからSYNIOS(R)ファミリーの延長ライトバー、そして個別アドレス可能なLEDチップを搭載したOSIRE(R)ファミリーまで、今年の見本市ではams OSRAMの幅広い製品が感動と啓発をもたらします。展示のラインナップには、一元化された柔軟な通信プラットフォームである新しいオープンシステムプロトコル(OSP)とその最初の2製品:E3731iとそのインテリジェントなRGBモジュール、そしてスタンドアロン型インテリジェントドライバAS1163(SAID)も含まれます。

インテリジェントな自動車というエキサイティングな新世界に足を踏み入れたams OSRAMは、かつてない高品質の光学的イノベーション実現に向けた信頼される共創パートナーとして位置づけられ、高精度に小型化されたソリューションをオンタイムかつ完全な形で提供します。私たちは共に、より安全で便利な移動を実現します。ams OSRAMは感性でその自動車業界を前進させています。

Intelligent forward lighting - EVIYOS(R)2.0
明るさを個別制御可能な25,600ピクセルの高解像度LEDであるEVIYOS(R)2.0は、自動車ヘッドランプの安全性を異次元に引き上げます。従来のロービーム/ハイビームに加え、高解像度のグレアフリーなADBや路上投影によるコミュニケーションやシンポルの照射を実現します。今回展示するデモでは、ロービーム/ハイビームのほか、路面描画を踏まえたトラッキングアシスタントやシンボルの照射などを実現しています。

ALIYOS(TM)
ams OSRAMのALIYOS(TM) オンホイルLEDテクノロジーが、車載用照明にこれまでにない効果を生み出します。

マルチセグメントエリア照明の限界を押し広げ、発光パターンのカスタマイズを実現します。透明性、薄さ、2.5D屈曲性、新しい照明効果の柔軟な形成などの特徴を実現します。ALIYOS(TM) オンホイルLEDテクノロジーはカスタマイズや3D構造、曲面パネル上の「見えない」照明などの新たな構成におけるマルチセグメント照明を実現します。

P1515
SYNIOS(R) P1515ファミリーは延長ライトバーやその他の自動車用リア照明アプリケーションで均一な外観を実現し、よりシンプルで簡単な設計を可能にします。トップルッカー(上面発光)LEDをSYNIOS(R) P1515サイドルッカー(側面発光)と置き換えることで、トップルッカーLEDと同じ光学スタックの深さをもたせつつ大幅に少ない数のLEDとLEDドライバで、極めて高い均一性を達成することができます。トップルッカーをベースとしたものと同じ数のSYNIOS(R) P1515 LEDを使用して、ずっと薄型でよりシンプルな光学アセンブリでRCLやターンインジケーターを構築することができます。これにより、新しいRCLの設計において、ドラマチックで個性的な形状を生み出す新たな可能性が開かれます。

XLS: eXchangeable LED lightSource
ECE標準(UN R128)プラットフォームにより異なるサプライヤーの標準LED光源への交換が容易となり、標準化による同一製品の生産数量増加に伴う経済的なメリットが期待されます。 車載向けとして標準化された本製品は、信頼性の高い既製品として提供させて頂くだけではなく、長期にわたってより安定した入手性を実現し、サプライチェーンをより強固なものとします。

さらに、シグナルライト用の赤/黄/白のモジュールや前照灯(フォグ)用の白色モジュールなど、車両照明に必要な標準LED光源モジュールのラインナップも用意されています。

オープンシステムプロトコル(OSP)
アンビエント照明は、バックライト付きトリムやダイナミックアニメーションなど、自動車内装デザインにおける重要性を増しています。最近の自動車では主に機能を実現するためと、ヒューマンマシンインターフェースとシームレスに融合するために使用されています。

自動車の一元的なシステムアーキテクチャで、この複雑さに合理的なコストで対処するために、自動車サプライヤーは信頼性と柔軟性に優れ、実装が容易な通信のバックボーンとシステムアーキテクチャを必要としています。

そのために、ams OSRAMはオープンシステムプロトコル(OSP)を開発しました。このプロトコルはライセンス不要で誰でも利用することができます。マスター・スレーブアーキテクチャをベースとし、チェーンまたはスター型トポロジで1,000を超えるデバイスを個別に制御することができます。OSPエコシステムは一切の制限なく誰でも利用できるオープンプロトコルプラットフォームです。つまり、ライセンス不要でプロトコル記述へのフルアクセスが提供されます。パートナーは、ネットワークに参加し、このプロトコルを利用して自社のデバイスに実装し、新しい機能を追加することで差別化を図ることができます。ams OSRAMはOSPエコシステム向けにすでに最初の2つの製品、E3731iとインテリジェントなRGBモジュールそしてスタンドアロン型インテリジェントドライバAS1163(SAID)を開発しています。

アンビエントライトRGB - OSIRE(R) E3731i
OSIRE(R)ファミリーは、個別にアドレス指定が可能なLEDチップを搭載し、内装のアンビエント照明におけるカラーポイント、ドライバーの選択、相互接続の面で最大限の柔軟性を実現しています。薄型のため、ライトガイドへの取り付けにも最適で、コンパクトな設計を可能にします。数百個のインテリジェントRGB LED OSIRE(R) E3731iを使用したダイナミックイルミネーションのデモをお見せします。

ドライバIC - AS1163 SAID
AS1163 SAID(スタンドアロン型インテリジェントドライバ)は、ダイナミックライティングアプリケーション向けに最適化されたミックスドシグナルシリコンデバイスです。AS1163は、最大16ビットの独立したPWM調光ダイナミックレンジで3チャンネルトリプレット(RGB)構成の9個のLEDを駆動することを基本的な目的としています。複数のAS1163デバイスによるデイジーチェーン構成は、複雑なダイナミックライティングエフェクトのコスト効率に優れた実装を可能にします。AS1163がサポートする通信プロトコルは、ams OSRAM OSIRE E3731iに完全に互換性があります。AS1163は、I2Cゲートウェイ、パラレル接続、パワーレールフィードバック、アナログ読み出しなどの機能もサポートします。

LiDAR
ams OSRAMは、温度変動化における波長安定性を高めた革新的技術を端面発光レーザーに導入します。
この技術は、LiDAR製造業者がより狭い波長幅のバンドパスフィルタをRX側で適用することができるようになることから、SNRを飛躍的に向上させることが可能となります。

ams OSRAMのシミュレーション結果とパートナー企業様からのフィードバックによると、この技術はその高いSNRにより~40%の向上を見込むことができ、次世代のLiDAR技術で注目を集めています。
今回、ブースでは、波長安定性を高めた端面発光レーザーと従来のものの波長シフトを比較するデモを展示します。

位置センサ
自動運転が可能な車両が未来の鍵を握っています。これには、複数のドライバーモニター機能が必要となります。自動運転への一般的な応用例の1つとして、ハンドルに手が添えられた状態の検出が挙げられます。AS8579静電容量センサは、斬新な静電容量技術を実装しており、センサエレメントで測定されたインピーダンスの抵抗性分と容量性分(量/シェア/比率)を分離します。この技術は、現在自動車に使用されている静電容量センシングの充電-放電方式に比べて、手袋の装着時や多湿環境におけるドライバーの手の検出精度を向上します。つまり、AS8579は、自動車メーカーが高度運転支援システム(ADAS)の安全性を高めると同時に、既存のステアリングホイールのヒーター素子のインピーダンスを検知できるため、ハンズオン検出システムのコストを削減することもできます。



EVIYOS HD Matrixのアプリケーション画像
画像:ams OSRAM グループ

●ams OSRAMについて
ams OSRAM Group(SIX:AMS)は、インテリジェントセンサとエミッターのグローバルリーダーです。照明にインテリジェント性を持たせてイノベーションに情熱を注ぐことで、私たちは人々の生活を豊かにします。

合計して110年以上の歴史を持ち、センサと照明テクノロジーでグローバルな産業能力を提供可能な想像力、深い技術的専門知識、企業力を中核としています。当社は、自動車、産業、医療、コンシューマー市場のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。

世界中の約20,000人の従業員は、センシング、イルミネーション、ビジュアライゼーションの分野でイノベーションを起こし、運転をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションをより豊かにしています。その業務は画期的なアプリケーションのための技術を生み出しており、これは15,000件以上の特許の取得・出願に反映されています。また、オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。そしてグループは2023年に36億ユーロを超える収益を達成しており、ams-OSRAM AGは、スイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A18XM4)。

詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/ja/

amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。

●ams OSRAMのソーシャルメディアチャンネルをご購読ください:
X(旧Twitter):https://twitter.com/amsOSRAM
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/ams-osram/
Facebook:https://www.facebook.com/amsOSRAMDE/?brand_redir=130260033676526
YouTube:https://www.youtube.com/c/amsOSRAMofficial

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ams OSRAM Group
商号
ams OSRAM Group(エーエムエスオスラムグループ)
代表者
針田 靖久(ハリタ ヤスヒサ)
所在地
〒141-0032
東京都品川区大崎二丁目11番1号 大崎ウィズタワー20階
TEL
03-6421-7016
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
会社HP
https://ams-osram.com/ja/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.