オンキヨー株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:大朏 宗徳、以下「当社」といいます。)は、国土交通省道路局新道路技術会議において、道路行政ニーズを実現するためのFS(フィージビリティスタディ)研究として、交通流動(車・歩行者)の計測を簡便に実現する、振動センサを用いた技術研究開発が採択され、2023年度の受託研究を完了し、その結果を報告しましたことを本日2023年12月11日お知らせいたします。
国土交通省道路局では、「学」の知恵、「産」の技術を幅広い範囲で融合し、道路政策の質を一層向上させるため、平成16年10月より新道路技術会議(委員長:朝倉 康夫 東京工業大学名誉教授、神戸大学名誉教授)を設置しています。令和4年度からFS研究・短期研究が立ち上げられ、通年募集が行われ、年間4回、合計10件程度が採択されています。
(国土交通省道路局ホームページ https://www.mlit.go.jp/road/index.html より抜粋)
2023年2月2日にお知らせしておりますとおり、道路行政ニーズを実現するためのFS研究として、当社の、交通流動(車・歩行者)の計測を簡便に実現する、振動センサを用いた技術研究開発が採択されました。そして、当社は、2022年12月から、当該採択に基づく振動センサを用いた技術研究開発を開始しました。
当社製振動センサ
国土交通省道路局では、「学」の知恵、「産」の技術を幅広い範囲で融合し、道路政策の質を一層向上させるため、平成16年10月より新道路技術会議(委員長:朝倉 康夫 東京工業大学名誉教授、神戸大学名誉教授)を設置しています。令和4年度からFS研究・短期研究が立ち上げられ、通年募集が行われ、年間4回、合計10件程度が採択されています。
(国土交通省道路局ホームページ https://www.mlit.go.jp/road/index.html より抜粋)
2023年2月2日にお知らせしておりますとおり、道路行政ニーズを実現するためのFS研究として、当社の、交通流動(車・歩行者)の計測を簡便に実現する、振動センサを用いた技術研究開発が採択されました。そして、当社は、2022年12月から、当該採択に基づく振動センサを用いた技術研究開発を開始しました。
当社製振動センサ
2023年度は、「歩行者量および自転車量の検出とアルゴリズムの検討」、「渋滞時の複数道路の特徴分析と検出アルゴリズムの開発」に関する研究を行い、その結果を報告しました。
「歩行者量の検出と精度の算出」におきましては、測定道路を選定、測定条件を決定し、当該特定環境道路において、歩行者量および自転車量の推定に関するアルゴリズムの検討と推定精度の算出を行いました。
「渋滞時の複数道路の特徴分析と検出アルゴリズムの開発」におきましては、渋滞時や滞留時の振動データの特徴から、渋滞の検出アルゴリズムを開発しました。また、開発したアルゴリズムを特定の道路で取得した振動データに適用し、渋滞の検出精度を明らかにしました。
当社製振動センサでの測定イメージ
「歩行者量の検出と精度の算出」におきましては、測定道路を選定、測定条件を決定し、当該特定環境道路において、歩行者量および自転車量の推定に関するアルゴリズムの検討と推定精度の算出を行いました。
「渋滞時の複数道路の特徴分析と検出アルゴリズムの開発」におきましては、渋滞時や滞留時の振動データの特徴から、渋滞の検出アルゴリズムを開発しました。また、開発したアルゴリズムを特定の道路で取得した振動データに適用し、渋滞の検出精度を明らかにしました。
当社製振動センサでの測定イメージ
【関連リンク】
◆道路行政ニーズを実現するためFS研究・短期研究を2件採択します
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001521500.pdf
◆交通流動計測の技術研究開発が、国土交通省の道路行政ニーズを実現するためのFS研究として採択
https://onkyo.net/2023/02/02/ototorukun/ 2023年2月2日付当社プレスリリース
◆振動センサを用いた交通流動計測の技術研究開発
https://onkyo.net/2023/04/03/fs/ 2023年4月3日付当社プレスリリース
◆交通量計測機 オトトルクン サイト
https://onkyo.net/ototorukun/
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウを新分野に展開しようと設立した会社です。当社は、「楽しむ音」から「役立つ音」へとのスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を、食品・医療などの新たな分野へ昇華させる取り組みを全社一丸となって行っています。当社は、今後も、このスローガンのもと、新たな取り組みを行ってまいりますので、当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。