2022年03月17日 14:00

Swissbit、FIDO2オープン認証規格に対応した認証デバイス「iShield FIDO2スティック」を発表

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「made in Germany」のセキュリティオンライン認証:
厳格なハードウェアベースの認証によってアプリケーションやオンラインサービスへのアクセスを保護

日本・東京、2022年3月17日 - 産業向けフラッシュストレージ製品の独立系メーカー・Swissbit(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は本日、FIDO2オープン認証規格に対応した認証デバイス「iShield FIDO2スティック」を発表し、同社セキュリティソリューションのポートフォリオに新たな製品カテゴリーを追加しました。

Swissbit iShield FIDO2は、ウェブサービスやオンラインアカウントへのアクセス時に利用する認証デバイスで、非対称暗号化およびハードウェアベースのセキュリティキーによって、ログインプロセスにおいて最高水準のセキュリティを提供します。本製品はNFC(近距離無線通信)にも対応しているため、USB Type-Aのほかモバイルデバイスでの使用も可能です。

iShield FIDO2は、主に企業とそのIT部門に加え、顧客に追加のセキュリティ機能を提供したいと考えているオンラインおよびウェブサービスプロバイダーに理想的な製品です。この新しいFIDO2スティックは、Swissbitのベルリン工場で製造され、高品質および高信頼性、堅牢性を実現しています。本製品は、必要に応じてSwissbitベルリン工場にてカスタマイズも可能です。世界標準規格のFIDOはフィッシングに強い多要素認証に対応し、今年の初めから米国当局等から義務付けられているゼロトラストアーキテクチャもサポートしています。

Swissbit iShield FIDO2は、-25度Cから+70度Cの広い動作温度範囲に対応し、産業グレードの堅牢な防水プラスチックハウジングを備えています。本製品は小型(51.5mm x 18.5mm x 6mm)のスティック形状で、USBインターフェースおよび本体裏面にタッチセンサーを搭載しており、NFCにも対応することから互換性のあるモバイルデバイスで便利な「タッチアンドゴー」認証を利用できます。iShield FIDO2は、WebAuthnおよびCTAP2プロトコルで構成される現行のFIDO2規格に加え、U2Fの認証も取得しています。

こうした機能により、iShield FIDO2を使用することで、フィッシング、ソーシャルエンジニアリング攻撃、アカウントの乗っ取りといった攻撃から、オンラインアカウントやウェブサービスを効果的に保護することができます。このSwissbitのセキュリティキーは、Google、Microsoft、Salesforce、Amazon Web Servicesなど、FIDO2/WebAuthnおよびU2Fに準拠したすべてのウェブサイトおよびサービス、ならびにWindows 10デスクトップへのパスワード不要のログインをサポートします。サポートしているプラットフォームは、Windows、macOS、iOS、Linux、Chrome OS、Android、そしてFirefox、Microsoft Edge、Google Chrome、Apple Safariブラウザなどです。

ユーザーは、ウェブサイト、サービス、アカウントへのアクセスにあたって、パスワード不要の単一要素認証から2要素認証(2FA)、多要素認証(MFA)まで、さまざまなセキュリティオプションを選択できます。

◆幅広い顧客とアプリケーション
iShield FIDO2は、オープンスタンダードに基づく製品であり、既存のサービスおよびオンラインシステムに柔軟に統合することができます。このためユーザー企業は、FIDO2によってITランドスケープや個々のアプリケーションを保護し、脆弱なパスワードの使用といった典型的な危険に具体的に対応することができます。
また、iShield FIDO2をオールインワンのセキュリティキーとして利用し、メールやソーシャルメディアのアカウントに適用することで、安全な認証手順の利点を個人的に享受することもできます。

◆最高品質のセキュリティ製品: 「made in Germany」
「Swissbitは、常にデバイスとデータの保護をリードする存在であり続けてきました」と、Swissbit AGのCEOであるSilvio Muschterは述べています。また、「iShield FIDO2によって、これからはオンラインアカウントについても、極めて厳格なハードウェアベースの認証による保護が可能になります。特に、医療環境におけるウェブサービスプロバイダー、ファイル共有プラットフォーム、オーダーメイドソリューションは、お客様にさらなるセキュリティを提供することができます」と付け加えています。さらに、「iShield FIDO2を製造するベルリン工場は、その製造能力を高く評価されており、当社は製造における最高水準のセキュリティを保証するとともに、『Made in Germany』の信頼性によって独自のセールスポイントと高品質という特性を打ち出しています」と話しています。

◆製品の購入
iShield FIDO2は、Mouser Electronics、Farnell、Digi-Key Electronics、CRYPTASのオンラインショップおよびパートナーを通じてご購入いただけます。製品に関するお問い合わせは、sales-japan@swissbit.com までご連絡ください。


スイスビットについて
スイスビット(Swissbit AG)は、産業用途向けにストレージおよび組込みIoTソリューションを提供するヨーロッパ唯一の独立系メーカーです。同社は、ストレージと組込みIoTにおける独自の技術と高度なパッケージングノウハウを兼ね備えています。これらを通じて、同社顧客はクリティカルな産業機器、通信、自動車、医療、金融のアプリケーション、ならびにIoT製品向けに、堅牢なデータ保護及びデータ保存を実現しています。
スイスビットは、信頼性に優れ、耐用期間が長く、カスタムによる最適化された「ドイツ製」の産業用ストレージおよびセキュリティ製品を開発および製造しています。
スイスビットのストレージ製品には、mSATA、Slim SATA、CFast(tm)、M.2、2.5インチなどのPCIeおよびSATAインターフェイスを搭載したSSD、コンパクトフラッシュ、USBフラッシュドライブ、SDメモリカード、micro SDメモリカード、およびe.MMCなどのマネージドNAND BGAなどがあります。セキュリティ製品には、USBフラッシュドライブ、SDメモリカード、micro SDメモリカードなど、さまざまなアプリケーション固有のエディションが用意されています。
スイスビットは2001年に創設され、スイス、ドイツ、米国、日本、台湾に事業所を展開しています。同社は、Swissbit(r)およびHyperstone(r)の登録商標を所有しています。2020年以降、独立系投資会社のArdianは同社株式の過半数を保有して、同社の成長を支えています。
詳細については、https://www.swissbit.com/jaをご覧ください。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
スイスビットジャパン株式会社(スイスビットジャパンカブシキガイシャ)
代表者
友森 健一郎(トモモリ ケンイチロウ)
所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿6-20-7 コンシェリア西新宿 TOWER’S WEST 2F
TEL
03-6258-0521
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
会社HP
https://www.swissbit.com

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