四十余年、耐候性鋼の美を追いかけてきた私たちが新たに生み出した「錆を在庫する」という発想。
新商品「RUSTY R. Stock」2022年2月4日発売開始。
株式会社フロント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松川博行、以下フロント)は、創業より四十余年、耐候性鋼の美に魅せられ、更なる耐候性鋼の発展に向けてその美を追求して参りました。そんなフロントが2021年に生み出したのが「RUSTY R.」という生きた錆を纏った建材です。フロントが開発した特殊錆出し剤である「R. Chemical」を耐候性鋼に塗布し瞬間的に錆びさせ、工場内で2か月以上熟成させることで出来上がるのがRUSTY R.。そのRUSTY R.を使用した、「錆を在庫する」という今までにない新発想から生まれたのが「RUSTY R. Stock」です。
新商品「RUSTY R. Stock」2022年2月4日発売開始。
株式会社フロント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松川博行、以下フロント)は、創業より四十余年、耐候性鋼の美に魅せられ、更なる耐候性鋼の発展に向けてその美を追求して参りました。そんなフロントが2021年に生み出したのが「RUSTY R.」という生きた錆を纏った建材です。フロントが開発した特殊錆出し剤である「R. Chemical」を耐候性鋼に塗布し瞬間的に錆びさせ、工場内で2か月以上熟成させることで出来上がるのがRUSTY R.。そのRUSTY R.を使用した、「錆を在庫する」という今までにない新発想から生まれたのが「RUSTY R. Stock」です。
RUSTY R.とは
そもそも耐候性鋼は錆びても朽ちない鉄として注目されたのですが、初期流出錆はどうしても周囲を汚してしまうという課題があり、使用箇所が限定的でした。しかしフロントはその課題に着目し、耐候性鋼に弊社独自の特殊錆出し剤「R. Chemical」を塗布することで、1か月分の初期錆を2時間で出すという技術を確立しました。R. Chemicalを使用した、フロントでなければできない熟成方法によって全く新しい金属仕上表現である「RUSTY R.」を生み出したのです。
RUSTY R. Stockとは
あらかじめ加工された部材に特殊錆出し剤 R. Chemicalを塗布し、錆を出すRUSTY R.に対し、RUSTY R.ストックは鋼板の状態でR. Chemicalを塗布した後、在庫して保管しています。保管中にも錆は熟成を続け、ワインやウイスキーのエイジングに似た味わい深さを纏います。熟成した美しい錆建材が、待たずにいつでも手に入るメリットは、建築業界における表現の可能性を大いに広げるものと確信しています。
RUSTY R. Stockの魅力
・1つ目の魅力「短時間の納品」
RUSTY R.は発注をして頂いてから数か月の時間をかけ美しい錆を育てた後に納品をするのですが、その時間が待てないという現場があるのも事実です。そこで、RUSTY R. Stockは事前に熟成させ、美しい完成した錆を在庫として持ちます。そのため、素早い提供をすることが可能となります。
・2つ目の魅力「手につきにくい錆」
フロントのRUSTY R.シリーズは熟成させてから(流出錆がほとんど出た状態)納品するため、触っても手や服などに錆が付きにくくなっています。そのため、幅広い使用箇所でご利用いただけます。(外装・内装パネル、土留め、擁壁、植栽エッジ、サイン、サッシ等)
・3つ目の魅力「表情の変化」
RUSTY R. StockとRUSTY R. の錆は生きているため、空気と太陽と雨と風によって設置後も表情の変化を楽しむことが出来ます。劣化することなく、経年変化する錆の風合いを楽しむことができる耐候性鋼のメリットを存分に活かした製品です。
規格
[サイズ]耐候性鋼板 1524mm×3048mm×3.2t
[加工方法]レーザーカット、スタッド溶接
今後の展望
耐候性鋼の美を追求してきたフロントだからこそ生み出せたRUSTY R. Stock。いつでも美しい錆が手に入るという画期的な建材は、耐候性鋼の、また、錆の可能性をさらに高めていくと確信しています。
会社概要
[商号]株式会社フロント
[代表者]代表取締役社長 松川博行
[所在地]東京都新宿区高田馬場3-13-1 ノークビル
[創業] 昭和55年12月3日
[事業内容]建築用金属内外装製品の開発・設計・制作・取付、企画提案商品開発販売、一般建築工事、リフォーム工事、設計・施工、その他付帯工事一式
[TEL]03-3360-3391
[MAIL]info@arc-front.co.jp
[HP]https://arc-front.co.jp/