株式会社データリソース（東京都港区）はガイドハウス（Guidehouse）が出版した下記英文調査レポートの販売を2021年12月9日に開始いたしました。
タイトル
The Impact of EV Fleets on Building Energy Management Systems
EVフリートがビルのエネルギーマネジメントシステムに与える影響
ガイドハウスが出版した「The Impact of EV Fleets on Building Energy Management Systems」は商用車の電動化ニーズの高まりに影響されるビル・エネルギー・マネージメント・システム（BEMS）の世界市場について検証しています。
レポート概要
個人用の電気自動車が話題になっていますが、多くの企業が業務用の電気自動車の導入を計画しています。これらの企業は、既存のフリートを機能的に同等のEVに順次置き換えていくことになるでしょう。その際、見落とされがちなのが、フリートの充電がフリート施設の電気系統に与える影響です。EVの充電による負荷を最小限の影響で処理できる場所もありますが、EVフリートの充電に伴う電力需要は、多くの場所で既存の電力容量や管理ツールを超える可能性があります。
大幅な電力アップグレードに備える必要性はどこにでもあります。
ガイドハウスは、今後10年間で500万個以上の充電ポートを設置する施設が米国内に40万～50万箇所あると推定しています。ヨーロッパやアジア太平洋地域など、EVフリートの導入が急速に進んでいる他の地域でも、同様の規模の問題があります。フリート充電インフラを追加する必要性は、商業施設の約10％に影響すると予想されます。これらの施設の多くは、BEMSをアップグレードする必要があり、さらに多くの施設が、EVフリートの充電に伴う負荷管理をサポートするBEMSソリューションを導入する必要があります。
このレポートでは、商用車の電動化ニーズの高まりに影響されるBEMSの世界市場について検証し、2021年から2030年までの市場予測を掲載しています。また、EVフリートの充電インフラの存在によって可能になる余剰電力の販売に関連する収益についても考察しています。市場の推進要因と障壁を評価し、建物タイプ別に世界の主要地域をカバーしています。
レポートに含まれる内容
● フリート施設のBEMSにとって、EVフリートの導入はどのような意味を持つのか。
● 電力会社や電気工事会社が、EVに移行する顧客をサポートする機会はあるのか。
● 電気自動車への移行は、どのような段階を経て行われるのか。
● EV導入の各フェーズで検討すべきBEMSの課題とは。
● 商用EVやEV充電器のメーカーは、BEMSについて何を知っておくべきか。
目次抜粋
-エグゼクティブサマリー
-フォーキャストハイライト
-市場の課題
-市場の機会とドライバー
-採用へのハードル
-技術の課題
-EVパイロット技術の課題
-独立型EV充電器とBEMSの技術課題
-統合型EV充電器とBEMSの技術課題
-マイクログリッドの技術課題
-進化する充電器の技術課題
-市場プレーヤー
-市場予測
-予測手法
-BEMS技術の需要想定
-EVフリートの需要想定
-充電技術の需要想定
-VPPの需要想定
-EVフリートとBEMSの売上高・販売台数予測
-BEMSの売上高
-フリート充電ポートからの販売台数
-EVフリートのVPP収入
-EVフリートの地域別BEMSへの影響
-北米
-欧州
-アジア太平洋地域
-その他の地域
-ビルタイプ別フリート充電
-結論と推奨事項
-建物の種類
-オフィス
-小売
-教育
-医療
-ホテル・レストラン
-施設・集合住宅
-倉庫
-輸送
◆このレポートについて
EVフリートがビルのエネルギーマネジメントシステムに与える影響
https://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/211209-the-impact-of-ev-fleets.html
出版日：2021年12月9日
◆ガイドハウス社（Guidehouse） について
https://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/index.html
株式会社データリソースは、米国調査会社ガイドハウス社（Guidehouse）の日本における正規販売代理店として調査レポートの販売を行っています。
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