各位
2019年8月1日
プロメテック・ソフトウェア株式会社
7月28日から8月1日まで米国ロサンゼルスで開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議「SIGGRAPH 2019」のTechnical Papers部門において、「プロメテックCGリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)のメンバーが、論文を発表いたします(発表日は8月1日)。
なお、この論文はコンピュータグラフィックス分野のJournal「Transactions on Graphics (TOG)」に採録されものを、本年発表するものです。
今回採録された論文は”Editing Fluid Animation Using Flow Interpolation”です。
この論文では、煙の流れのカット&ペースト編集を実現するための方法を提案します。提案手法により、物理法則を考慮しつつ、煙の動きを後処理的に編集することが可能となります。
TOGは、コンピュータグラフィックス分野において最も権威のあるJournalで、104あるコンピュータサイエンスのソフトウェアエンジニアリング部門のJournalにおいてランキングトップに位置しています。
S. Sato, Y. Dobashi, T. Nishita
“Editing Fluid Animation Using Flow Interpolation”
ACM Trans. on Graphics (To be presented at SIGGRAPH 2019), Vol. 37 (5), Article No. 173
SIGGRAPH 2019サイト内 発表概要ページ:
https://s2019.siggraph.org/presentation/?id=paperstog_124&sess=sess241
プロジェクトページ:
http://nishitalab.org/user/syuhei/FlowInterpolation/flow_interpolation.html
ACM Digital Libraryのページ:
https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3213771
以上
プロメテックCGリサーチについて(https://www.prometech.co.jp/cgresearch.html)
プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。
プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。
URL: www.prometech.co.jp/cgresearch.html
所長 西田友是氏の略歴
1949年広島県生まれ。1998年から東京大学教授(2013年3月に定年退官し、その後名誉教授)。1970年からコンピュータグラフィックスの研究を始め、隠線消去、隠面消去、陰影表示などを研究。光の相互反射を計算してリアルな半影を描写する「ラジオシティ法」の考案者であり、その後も精力的な研究活動を続け、 2005年にSIGGRAPHのスティーブン・A・クーンズ賞、2006年にNICOGRAPHのCG-Japan Awardを受賞しました。こうした功績を記念して2006年に、画像電子学会において、CG関連の優秀論文の著者に与えられる「西田賞」が創設されました。なお、2005年よりプロメテックの技術顧問として事業運営に助言いただいています。
プロメテック・ソフトウェア株式会社について (https://www.prometech.co.jp)
プロメテック・ソフトウェア株式会社は、東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻出身の藤澤智光と、同大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の越塚誠一教授により、2004年10月に東京大学発ベンチャーとして設立されました。東京大学ほか諸大学との密接な産学連携体制を有し、新進気鋭の技術者が常に最新の研究成果を取り入れて、産業界に製品やソリューションを提供しています。設立から十数年、現在では国内だけにととどまらず、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外のパートナーとの協業も拡大し、グローバルソフトウェア企業として成長を続けています。
プロメテック・ソフトウェア株式会社に関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。
URL: www.prometech.co.jp
本件に関するお問い合わせ
プロメテック・ソフトウェア株式会社 経営企画部 マーケティングチーム: 鈴木崇彦
Tel:03-5842-4082 Fax:03-5842-4123 E-mail: marketing@prometech.co.jp
2019年8月1日
プロメテック・ソフトウェア株式会社
7月28日から8月1日まで米国ロサンゼルスで開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議「SIGGRAPH 2019」のTechnical Papers部門において、「プロメテックCGリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)のメンバーが、論文を発表いたします(発表日は8月1日)。
なお、この論文はコンピュータグラフィックス分野のJournal「Transactions on Graphics (TOG)」に採録されものを、本年発表するものです。
今回採録された論文は”Editing Fluid Animation Using Flow Interpolation”です。
この論文では、煙の流れのカット&ペースト編集を実現するための方法を提案します。提案手法により、物理法則を考慮しつつ、煙の動きを後処理的に編集することが可能となります。
TOGは、コンピュータグラフィックス分野において最も権威のあるJournalで、104あるコンピュータサイエンスのソフトウェアエンジニアリング部門のJournalにおいてランキングトップに位置しています。
S. Sato, Y. Dobashi, T. Nishita
“Editing Fluid Animation Using Flow Interpolation”
ACM Trans. on Graphics (To be presented at SIGGRAPH 2019), Vol. 37 (5), Article No. 173
SIGGRAPH 2019サイト内 発表概要ページ:
https://s2019.siggraph.org/presentation/?id=paperstog_124&sess=sess241
プロジェクトページ:
http://nishitalab.org/user/syuhei/FlowInterpolation/flow_interpolation.html
ACM Digital Libraryのページ:
https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3213771
以上
プロメテックCGリサーチについて(https://www.prometech.co.jp/cgresearch.html)
プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。
プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。
URL: www.prometech.co.jp/cgresearch.html
所長 西田友是氏の略歴
1949年広島県生まれ。1998年から東京大学教授(2013年3月に定年退官し、その後名誉教授)。1970年からコンピュータグラフィックスの研究を始め、隠線消去、隠面消去、陰影表示などを研究。光の相互反射を計算してリアルな半影を描写する「ラジオシティ法」の考案者であり、その後も精力的な研究活動を続け、 2005年にSIGGRAPHのスティーブン・A・クーンズ賞、2006年にNICOGRAPHのCG-Japan Awardを受賞しました。こうした功績を記念して2006年に、画像電子学会において、CG関連の優秀論文の著者に与えられる「西田賞」が創設されました。なお、2005年よりプロメテックの技術顧問として事業運営に助言いただいています。
プロメテック・ソフトウェア株式会社について (https://www.prometech.co.jp)
プロメテック・ソフトウェア株式会社は、東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻出身の藤澤智光と、同大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の越塚誠一教授により、2004年10月に東京大学発ベンチャーとして設立されました。東京大学ほか諸大学との密接な産学連携体制を有し、新進気鋭の技術者が常に最新の研究成果を取り入れて、産業界に製品やソリューションを提供しています。設立から十数年、現在では国内だけにととどまらず、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外のパートナーとの協業も拡大し、グローバルソフトウェア企業として成長を続けています。
プロメテック・ソフトウェア株式会社に関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。
URL: www.prometech.co.jp
本件に関するお問い合わせ
プロメテック・ソフトウェア株式会社 経営企画部 マーケティングチーム: 鈴木崇彦
Tel:03-5842-4082 Fax:03-5842-4123 E-mail: marketing@prometech.co.jp