2019年05月14日 17:00

鮮やかな色彩を実現!生物由来成分を含有するマゼンタがFESPAにおいてデジタル印刷の世界を拡大

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・ Ink Jet Magenta E-S VP6057がグラフィックに豊かな色調を与え、CMYKの色域を広げるとともに、デザイナーの要望に対応
・ 大判印刷やサイネージ、テキスタイル分野での高彩度化を実現可能に
・ 「FESPA 2019」ブースB4-M44に出展(5月14~17日、メッセミュンヘン)

2019年5月14日 - 集中戦略を持った革新的なスペシャリティケミカル会社であるクラリアント社は本日、FESPA 2019展において最新のキナクリドン系顔料「Ink Jet Magenta E-S VP6057」を発表しました。当社が開発した画期的な生物由来の原料を使用したマゼンタ顔料は、最高の彩度を実現するとともに、屋内・屋外のグラフィック印刷に強いインパクトを与え、耐久性を高めることにより、鮮やかな色彩を備えたインクの新たな地平を切り開きます(ブース:B4-M44)。

デジタル印刷における技術の進歩により、スクリーン印刷や大判印刷、サイネージ、テキスタイル捺染に対する新たな基盤が構築され、市場が開拓されています。デザイナーやマーケティング担当者は、人々の注目を確実に集め、2019年のエフェクトのトレンドを捉えるビジュアルを目指し、CMYKの限界を超える領域にまで色域を拡大し、力強い色彩を正確に再現することが可能な高純度インクを求めています。一方、印刷物を購入する人々はターンアラウンドの短縮と高品質の出力を求めています。そのため、機器製造業者や印刷サービス業者は装置の効率性と速度を高め、ランニングコストを抑えることが可能なインクを追求しています。

クラリアントの最新のキナクリドン系顔料「Ink Jet Magenta E-S VP6057」は、インク製造業者がその目標達成に向けて推進するための力を秘めていることが明らかになっています。このバイオコハク酸を主成分とする青味マゼンタ顔料に対してお客様から早くも寄せられたフィードバックからは、この顔料がインクの安定性を損なうことなく、UV系や溶媒系、水性プロセスインクの彩度を大幅に高めることが確認されています。また耐光性や耐候性にも優れていることから、多種多様な用途で使用することが可能です。さらに鮮やかな色調に加え、分散性に優れ、流動性や粘性も十分に安定していることから、色の濃度や明るさにむらの無い、効率性の高いインクジェットインキを開発することができます。これらは、人の注目を集めるグラフィックを作成する上で重要な要素となります。

「Ink Jet Magenta E-S VP6057」は、デジタルグラフィック用途向けのカラーパレットを拡大するものとして、持続可能性に優れたキナクリドン系マゼンタ顔料製品群に追加された製品です。この顔料はバイオコハク酸を用いて開発されていることから、インク業界内における規制コンプライアンスにも対応しており、スイス条例AやEuropean Resolution AP(89)1に適合するとともに、Recommendation BfR IXの重金属基準にも準拠しています。

クラリアント顔料ビジネスユニットグローバルテクニカルマーケティング NIP &カラーフィルター部門長ルディガー・バウア(Rüdiger Baur)は「クラリアントがキナクリドン系マゼンタ顔料に導入したイノベーションは、色域をさらに拡大することにより、デジタル印刷の創造的な可能性を広げ、インクジェット業界をサポートします。当社の新たな「Magenta E-S」顔料を標準的なCMYKセットに取り入れれば、それを実現することができます。同業界が飛躍的な成長を続けるなか、インクジェットインクをご利用のお客様に新たなソリューションをお届けできることは、当社にとって大変喜ばしいことであり、光栄でもあります。この新たなソリューションは、あらゆる用途における印刷物のビジュアルのインパクトを強化する効果を発揮します」と語っています。

「Ink Jet Magenta E-S VP6057」とデジタル印刷に対するクラリアントのサポートの拡大については、「FESPA 2019」ブースB4-M44(5月14~17日、ミュンヘン)にて詳しくご説明します。是非お立ち寄りください。



クラリアントについて
クラリアントは、バーゼル(スイス)近郊のムッテンツを拠点とするスペシャリティケミカル分野の世界的リーダーの一社です。2017年12月31日時点における当社の総従業員数は18,135人です。クラリアントの2017年度売上高(継続事業ベース)は63億7,700万スイスフランでした。当社はケアケミカルズ、触媒、天然資源、プラスチック&コーティングの4事業分野に関する決算を報告しています。クラリアントの企業戦略は、研究開発を通じたイノベーションへの重点的な取組み、サステナビリティを通じた付加価値の創出、ポートフォリオの再構築、成長の強化、収益性の向上という5本柱を基盤としています。http://www.clariant.com

本プレスリリースについてのお問い合せ先
株式会社東京PR クラリアント担当
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-15 三渓洞ビル5F
Tel:03-3273-2731 Email:pressinquiry@tokyopr.co.jp

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  • 科学、技術研究、環境

会社概要

Clariant International Ltd
商号
Clariant International Ltd(クラリアント)
代表者
Conrad Keijzer(コンラッド・カイザー)
所在地
4132 Muttenz, SwitzerlandRothausstrasse 61 
TEL
+41 61 469 63 63
業種
製造・メーカー(化学)
上場先
その他
会社HP
http://www.clariant.com

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