2018年11月27日のオープン以来、A5銘柄牛肩ロースしゃぶしゃぶ一本勝負で好評を博している『しゃぶしゃぶ 浅草 和み』では、3月10日から取り扱い和牛の店頭及びインターネット販売を開始致します。
お肉屋さんが肉料理屋を始めるのはよくあるのに、
なぜ肉料理屋がお肉屋さんを営業しないのか?
精肉店が経営する焼肉屋や魚屋が運営する寿司屋。農家が営業する野菜カフェ…。原料製造元がそれを提供する実店舗を構えることは、多角化経営のセオリーのひとつ。当然ながら、良い原料が安く手に入るのだから、良いものをより安く、という価格戦略において優位に立てることが大きく、成功するしないは別にして、原価を抑えられることは、非常に大きいメリットを享受できる。強いてデメリットを上げるとすれば、元々原料屋として卸していた小売店との関係性くらいか。
そう考えると、小売店が原料屋を始める、ということほど、おかしいことはないように思える。なぜなら、初めから価格競争力において勝ち目はないのだから。
『付加価値があればいいのでは』と考えるひとも多かろうが、付加価値というのは原料に対してなんらかプラスアルファを施し、原料に原料以上の価値を付加するもの。
当店であれば、(1)『特上の銘柄和牛』を(2)『自家製でじっくり作ったあご出汁』で(3)『くつろぎの和モダン空間』でしゃぶしゃぶを堪能することにより、(1)の原料が(2)(3)の付加価値を得ることになる。(1)の状態で一番強いのは原料元売りであることに変わりはない。
『あなたの店の一番安いコースは、神戸牛コースと同じくらい旨いですか?』
突き詰めたら、唯一無二の存在になっていた
『しゃぶしゃぶ 浅草 和み』ではA5等級の神戸牛、飛騨牛、近江牛、鹿児島牛の肩ロースをしゃぶしゃぶで提供している。そもそもそれぞれが主役級の黒毛和牛を並列的にラインアップすること自体おかしい、とよく同業者に言われる。通常の店舗は、最上級に神戸牛を据え、国産黒毛和牛、国産牛、外国産牛というラインアップを組み、価格的階段を形成する。それは有名な焼き肉店でもすき焼き店でも同様だ。しかし、肉の世界、とくに肉自体に味をつけないしゃぶしゃぶ界において、外国産牛は神戸牛に勝つことはない。これが焼肉やすき焼きなら別だ。超絶旨いタレに漬け込んだ外国産牛は、美味しくないタレに漬け込まれてしまった神戸牛に勝つことができる。
だから問いたい。『御店の外国産牛コースは神戸牛コースと同じくらい美味しいですか?』と。
日本を代表する、弊店で取り扱う銘柄黒毛和牛は全部同じように旨い。ただ旨さの方向性がそれぞれ違う。
神戸牛の口に入れた瞬間溶けてなくなる脂の旨味、スッとした歯切れを感じるのに口に入れたら旨味が爆発する飛騨牛。赤みも脂身も甘さが際立つ近江牛、赤身の滋味があふれ出す鹿児島牛。それぞれがそれぞれのストロングポイントを確立しているのが銘柄黒毛和牛の世界だ。肉の世界には厳然たる血統と肥育、格付けに裏打ちされたヒエラルキーが存在する。
だから『一番おいしいのは神戸牛ですが、外国産牛も味があっておいしいですよ。肉らしい歯ごたえがあって』などという詭弁は肉屋として使いたくない。
野球で言えば、エースと4番と中継ぎエースとリリーフエースを揃えたい。ほかの肉たちには申し訳ないが、3番手ピッチャーや7番バッターは“浅草 和み”においては必要ない。
最高級から選択する悦び
なぜ来店客が『ほかで買えないから売ってくれ』と言うのか
とはいえ、A5等級の神戸牛や飛騨牛、近江牛、鹿児島牛は今どきインターネットで購入できる。さすがに同時にラインアップしているお店はないけれど、おなじカートに入れてしまえば同じことだ。店頭に来てくれたお客様は食べ比べることができるけれど、お肉だけ買いたい方はそれもできない。どこよりも美味しい、と自負はしているけれど、正直ほかのA5銘柄黒毛和牛も旨い。『和み』では扱わない、松坂牛、米沢牛、宮崎牛…みんな旨い。銘柄名乗っているということは、ストロングポイントがあるということ。
今回食肉販売業の認可を取得した、唯一であり最大の理由は、お客様からの要望が多かったから。
「お肉をオーダーするから持ち帰らせてくれ」という注文がすごく多く、正直対応に困った。店舗でお客様に提供するお肉は、いまそこでしゃぶしゃぶをするのに適した提供方法を取っている。それは温度然り、並べ方然り。料理をお持ち帰り頂くのとはすこし勝手が違うのだ。
さて、精肉販売の要望を頂戴するうち、半数は日本人だ。「旨いから家でも食べたい」「贈り物にしたい」というお声が多い。残りの半分が外国人、その大多数はイスラム教徒だ。ピンと来た編集者様、そうです。弊店の銘柄和牛はすべてハラール認証を取得しているのです。ハラール牛はイスラム教徒の増加を背景に、国内でも流通量を増やしてきている。いくつかの大型スーパーでは外国産のハラール牛を販売している。しかし、ハラール認証を取得した銘柄牛を小売りしているところは非常に少ない。(そしてすごくわかりづらい)
そもそもハラール和牛の70%超は輸出用として処理されていて(特に希少な部位は)、一般小売には回らない。さらに銘柄和牛となると、お肉に加工される前に販売先が決まっていることが普通。このような背景から、たとえ金銭が許したとしても、一般顧客がハラール認証済みの銘柄黒毛和牛を購入することは非常に難しい状況にあり、それが弊店に需要が集中している要因です。
このような要望に応え、3月10日よりまずは店頭で、準備が整い次第インターネットにてハラール認証済銘柄黒毛和牛の販売を開始致します。
<店舗概要>
店名: しゃぶしゃぶ 浅草 和み
開店: 2018年11月27日
住所: 東京都台東区西浅草2-14-17
電話: 03-6802-7730
HP : http://www.nagomi.tokyo
広さ: 約100坪 1階・2階
席数: 合計64席 テーブル席:12席
掘りごたつ席:12席 座敷席:最大40名
料理: ランチしゃぶしゃぶコース4,000円から
ディナーしゃぶしゃぶコース6,000円から
ランチ各種、テイクアウトメニューあり
※社団法人ジャパンハラールファンデーション認証店
■会社概要及び本リリースの問い合わせ先
<会社概要>
株式会社ヴィヴィファイ
東京都墨田区江東橋2-19-14
電話番号:03-6337-8151
代表取締役:増田文彦
設立:2018年7月2日
資本金:900万円
<問い合わせ先>
株式会社ヴィヴィファイ
担当:増田文彦 電話:080-9771-1927
お肉屋さんが肉料理屋を始めるのはよくあるのに、
なぜ肉料理屋がお肉屋さんを営業しないのか?
精肉店が経営する焼肉屋や魚屋が運営する寿司屋。農家が営業する野菜カフェ…。原料製造元がそれを提供する実店舗を構えることは、多角化経営のセオリーのひとつ。当然ながら、良い原料が安く手に入るのだから、良いものをより安く、という価格戦略において優位に立てることが大きく、成功するしないは別にして、原価を抑えられることは、非常に大きいメリットを享受できる。強いてデメリットを上げるとすれば、元々原料屋として卸していた小売店との関係性くらいか。
そう考えると、小売店が原料屋を始める、ということほど、おかしいことはないように思える。なぜなら、初めから価格競争力において勝ち目はないのだから。
『付加価値があればいいのでは』と考えるひとも多かろうが、付加価値というのは原料に対してなんらかプラスアルファを施し、原料に原料以上の価値を付加するもの。
当店であれば、(1)『特上の銘柄和牛』を(2)『自家製でじっくり作ったあご出汁』で(3)『くつろぎの和モダン空間』でしゃぶしゃぶを堪能することにより、(1)の原料が(2)(3)の付加価値を得ることになる。(1)の状態で一番強いのは原料元売りであることに変わりはない。
『あなたの店の一番安いコースは、神戸牛コースと同じくらい旨いですか?』
突き詰めたら、唯一無二の存在になっていた
『しゃぶしゃぶ 浅草 和み』ではA5等級の神戸牛、飛騨牛、近江牛、鹿児島牛の肩ロースをしゃぶしゃぶで提供している。そもそもそれぞれが主役級の黒毛和牛を並列的にラインアップすること自体おかしい、とよく同業者に言われる。通常の店舗は、最上級に神戸牛を据え、国産黒毛和牛、国産牛、外国産牛というラインアップを組み、価格的階段を形成する。それは有名な焼き肉店でもすき焼き店でも同様だ。しかし、肉の世界、とくに肉自体に味をつけないしゃぶしゃぶ界において、外国産牛は神戸牛に勝つことはない。これが焼肉やすき焼きなら別だ。超絶旨いタレに漬け込んだ外国産牛は、美味しくないタレに漬け込まれてしまった神戸牛に勝つことができる。
だから問いたい。『御店の外国産牛コースは神戸牛コースと同じくらい美味しいですか?』と。
日本を代表する、弊店で取り扱う銘柄黒毛和牛は全部同じように旨い。ただ旨さの方向性がそれぞれ違う。
神戸牛の口に入れた瞬間溶けてなくなる脂の旨味、スッとした歯切れを感じるのに口に入れたら旨味が爆発する飛騨牛。赤みも脂身も甘さが際立つ近江牛、赤身の滋味があふれ出す鹿児島牛。それぞれがそれぞれのストロングポイントを確立しているのが銘柄黒毛和牛の世界だ。肉の世界には厳然たる血統と肥育、格付けに裏打ちされたヒエラルキーが存在する。
だから『一番おいしいのは神戸牛ですが、外国産牛も味があっておいしいですよ。肉らしい歯ごたえがあって』などという詭弁は肉屋として使いたくない。
野球で言えば、エースと4番と中継ぎエースとリリーフエースを揃えたい。ほかの肉たちには申し訳ないが、3番手ピッチャーや7番バッターは“浅草 和み”においては必要ない。
最高級から選択する悦び
なぜ来店客が『ほかで買えないから売ってくれ』と言うのか
とはいえ、A5等級の神戸牛や飛騨牛、近江牛、鹿児島牛は今どきインターネットで購入できる。さすがに同時にラインアップしているお店はないけれど、おなじカートに入れてしまえば同じことだ。店頭に来てくれたお客様は食べ比べることができるけれど、お肉だけ買いたい方はそれもできない。どこよりも美味しい、と自負はしているけれど、正直ほかのA5銘柄黒毛和牛も旨い。『和み』では扱わない、松坂牛、米沢牛、宮崎牛…みんな旨い。銘柄名乗っているということは、ストロングポイントがあるということ。
今回食肉販売業の認可を取得した、唯一であり最大の理由は、お客様からの要望が多かったから。
「お肉をオーダーするから持ち帰らせてくれ」という注文がすごく多く、正直対応に困った。店舗でお客様に提供するお肉は、いまそこでしゃぶしゃぶをするのに適した提供方法を取っている。それは温度然り、並べ方然り。料理をお持ち帰り頂くのとはすこし勝手が違うのだ。
さて、精肉販売の要望を頂戴するうち、半数は日本人だ。「旨いから家でも食べたい」「贈り物にしたい」というお声が多い。残りの半分が外国人、その大多数はイスラム教徒だ。ピンと来た編集者様、そうです。弊店の銘柄和牛はすべてハラール認証を取得しているのです。ハラール牛はイスラム教徒の増加を背景に、国内でも流通量を増やしてきている。いくつかの大型スーパーでは外国産のハラール牛を販売している。しかし、ハラール認証を取得した銘柄牛を小売りしているところは非常に少ない。(そしてすごくわかりづらい)
そもそもハラール和牛の70%超は輸出用として処理されていて(特に希少な部位は)、一般小売には回らない。さらに銘柄和牛となると、お肉に加工される前に販売先が決まっていることが普通。このような背景から、たとえ金銭が許したとしても、一般顧客がハラール認証済みの銘柄黒毛和牛を購入することは非常に難しい状況にあり、それが弊店に需要が集中している要因です。
このような要望に応え、3月10日よりまずは店頭で、準備が整い次第インターネットにてハラール認証済銘柄黒毛和牛の販売を開始致します。
<店舗概要>
店名: しゃぶしゃぶ 浅草 和み
開店: 2018年11月27日
住所: 東京都台東区西浅草2-14-17
電話: 03-6802-7730
HP : http://www.nagomi.tokyo
広さ: 約100坪 1階・2階
席数: 合計64席 テーブル席:12席
掘りごたつ席:12席 座敷席:最大40名
料理: ランチしゃぶしゃぶコース4,000円から
ディナーしゃぶしゃぶコース6,000円から
ランチ各種、テイクアウトメニューあり
※社団法人ジャパンハラールファンデーション認証店
■会社概要及び本リリースの問い合わせ先
<会社概要>
株式会社ヴィヴィファイ
東京都墨田区江東橋2-19-14
電話番号:03-6337-8151
代表取締役:増田文彦
設立:2018年7月2日
資本金:900万円
<問い合わせ先>
株式会社ヴィヴィファイ
担当:増田文彦 電話:080-9771-1927