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不要な投資をせず、理想のクリニックを実現する
医療機関専門の税理士がポイントを解説
1998年に約4200件だった一般診療所は、2016年7000件以上と倍近くに増加しているという結果が、厚生労働省の調査により明らかとなりました。
しかしその一方で新規開業の10件中5件程度は経営に不安があり、そのうち1件は経営難に陥っていると著者は述べています。
インターネットの普及により、患者が医療機関を比較検討する時代になり、患者に選ばれる診療所をつくるための経営努力が必須となっているのです。
医師に実力・魅力があったとしても、資金繰りがうまくいかない例も多くあります。開業コンサルタントに頼りきりで不必要な投資をしてしまった、話を鵜呑みにして高額な機器を購入し、資金が尽きてしまった…。そのような医師を数多く目の当たりにした著者の経験から、これだけはやってはいけないという「落とし穴」を本書にまとめました。
理想のクリニック実現のためのポイントをわかりやすく解説した1冊となっています。
【書籍情報】
書 名：『コンサルが教えてくれない医師の開業5つの落とし穴』
著 者：田浦 俊栄（タウラ シュンエイ）、小泉 暁之（コイズミ タカユキ）
発売日：2019年2月4日
定 価：800円（税抜）
体 裁：新書版／177ページ
ISBN ：978-4-344-92099-6
【目次】
第1章 開業コンサルの言うことはウソと隠し事だらけ――
医師の開業には多くの落とし穴が潜む
第2章 落とし穴（1） 診療スタイルを明確にせず計画を進めてしまう
第3章 落とし穴（2） メーカーに営業されるまま、不要な医療機器を導入する
第4章 落とし穴（3） 募集すれば応募が来るので、必要以上に雇用する
第5章 落とし穴（4） 集めたい患者の行動特性を考えず、広告費を垂れ流す
第6章 落とし穴（5） 顧問税理士に相談する機会を持たない
第7章 先生の賢明な決断は、有能なアドバイザーとともに下す
【著者プロフィール】
田浦俊栄 たうらしゅんえい
代表税理士。慶應義塾大学商学部卒業。大手医療専門税理士法人の勤務を経て協奏会計・税理士事務所を設立。顧客の100%が医師・医療機関である。積極的な節税提案で勤務医・開業医のライフプランをリタイアまでサポート。塾講師の経験を活かした楽しく分かりやすい説明が好評。
小泉暁之 こいずみたかゆき
パートナー税理士。慶應義塾大学法学部卒業。関東信越国税局で税務調査官として活躍。100件以上の調査経験に基づく実践的な知識で、税務調査では顧客の強力な盾となる。顧客の立場に立ち、誠実で柔軟な対応に定評がある。
