2018年11月26日 17:30

TPCマーケティングリサーチ株式会社、食系企業の乳酸菌事業戦略について調査結果を発表

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2017年度の乳酸菌応用製品市場は、発酵乳市場が縮小した影響から、前年比0.8%減の6,489億円となった。機能別にみると、「整腸」が構成比7割超で最大となったほか、「免疫力向上」も同11.2%を占めている。また、同市場では、従来から訴求されていたヘルスクレームに対して、これまでとは異なる研究提案が顕在化し始めている。当資料は、対象12社の基礎・開発研究や応用製品展開動向に加え、参入各社の事業動向等を分析している。

概要
◆2017年度の乳酸菌応用製品市場は、前年比0.8%減の6,489億円となった。機能別に見ると、引き続き「整腸」機能を訴求した商品が、乳酸菌応用製品市場の7割超を占める4,704億7,000万円で最大となっている。同様に「免疫力向上」のマーケットも市場の11.2%を占める729億円で大きい。こうした中、これらの機能で次なる訴求提案に向けた研究成果が顕在化している。

◆例えば、「整腸」では江崎グリコが肉を食べることの多い若年女性を対象に、「ビフィズス菌GCL2505株」が腸内の善玉菌を増やす効果があることを確認している。これにより、肉を食べる機会の多い消費者に対して新たな価値提案を可能としている。

◆一方、「免疫力向上」については、キリンホールディングスが2018年に「プラズマ乳酸菌」について、激しい運動後の免疫力低下を防ぐ効果を発表している。また、森永乳業は「シールド乳酸菌」で風邪をひきやすい人を対象に風邪の自覚症状の発現を抑えるとともに、発現した症状のスコアや日数を軽減する効果を発表した。

◆このように従来から訴求されていたヘルスクレームに対して、これまでとは異なるアプローチによる研究が顕在化しだしており、今後これらを訴求した商品が上市される可能性がある。

◆こうした背景の中、当資料では乳業メーカー6社と飲料メーカー6社の計12社の乳酸菌事業における基礎・開発研究から応用製品展開動向の他、個表対象外となったメーカーやサプライヤーの乳酸菌に関する研究開発動向や乳酸菌配合商品についてもレポート。今後の乳酸菌の研究開発や事業推進の一助となる資料となっている。

TPC市場調査レポート
「2019年 食系企業の乳酸菌事業戦略調査」
―「整腸」「免疫力向上」の次なる訴求提案に向けた研究が顕在化―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr120190443
資料体裁:A4判121頁
発刊日:2018年11月16日
頒価:97,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル:0120-30-6531

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会社概要

TPCマーケティングリサーチ株式会社
商号
TPCマーケティングリサーチ株式会社(ティーピーシーマーケティングリサーチカブシキガイシャ)
代表者
松本 竜馬(マツモト リョウマ)
所在地
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
TEL
06-6538-5358
業種
リサーチ
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://tpc-cop.co.jp/
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