アーティストユニット、Hara seal Factory of Japan(神奈川県/代表:原倫太郎)は、インターネット上の自動翻訳サービス(10種類)を駆使し、「日本語」⇒「英語」⇒「日本語」で再翻訳して作る日本昔話絵本、「逃亡者おむすびころりん」の出版プロジェクトを、クラウドファンディング(Kibidango)で実施しています。
第一弾「匂いをかがれるかぐや姫」は、2008年文化庁メディア芸術祭(エンターテインメント部門)において、奨励賞を受賞いたしました。 また第二弾「背面ストライプの浦島太郎」はSNS等で大きな話題となりました(累計38,000部/共にマガジンハウス刊)。
今回、題材に選んだ日本昔話は「おむすびころりん」。自動翻訳が繰り出す言葉の表現の数々は、人間では到底思いつかない想像を遥かに超えたマジカールワールド。 大いに笑え、また涙し、様々な観点から楽しむことができるシュールな絵本です!
【クラウドファンディング (kibidango)】
「逃亡者おむすびころりん」プロジェクト
https://kibidango.com/718
【実施期間】
2018年8月6日(月)~10月3日(水)
【絵本概要】
タイトル:「逃亡者おむすびころりん 日本昔ばなしRemix」
文:原倫太郎、 絵:原游、 翻訳:自動翻訳
サイズ:A4変形
カラー:モノクロ/フルカラー
ページ数:80p
販売冊数:500部
販売価格:2,000円(税込)
発売時期:2018年11月
【絵本の構成】
翻訳前は誰もが知っている「おむすびころりん」の話。再翻訳後は自動翻訳(Google翻訳やYahoo翻訳など10種類)が繰り出す文章を作者がミックスし、誤訳だらけのストーリーが繰り広げられ、それらが交互に展開します。
【著者プロフィール】
原倫太郎(文章担当): 現代美術家。2004年「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展」特別賞受賞。近年の個展に、2017年「回転から、はじまる」府中市美術館(東京)、2018年「上昇と下降-白夜と極夜-」ヘルシンキ(フィンランド)など。
原游(イラスト担当):画家。近年の個展に2013年「Yu Hara -SAN-SUI-」パリ(フランス)、2016年原游「山水 SAN-SUI 」市原湖畔美術館(千葉)など。