株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」のオプション機能である、「機械学習エンジン」オプションを2018年7月11日よりバージョンアップしますので、お知らせいたします。
▼ 機械学習対応ソリューションについて
URL:https://www.pi-pe.co.jp/solution/machine-learning/
「スパイラル(R)」は2018年2月に、あらゆる履歴データを蓄積しやすくする「履歴DB」を提供開始し、3月には、大量データを効率的かつ正確に分析できる「機械学習エンジン」オプションを提供開始しました。これにより、データ分析前の事前準備とプログラミングの手間を削減し、専門的知識が少なくても精度の高い予測が可能となったほか、他の機械学習エンジンでは処理の難しい、月や曜日による影響を考慮した時系列データの予測も可能となりました。
新バージョンでは、お客様からの要望にお応えし、テキストデータの解析に対応します。これにより、テキストデータを活用した予測や予測モデルの構築が可能となります。
■ 新バージョンの特長
(1)テキストデータを教師データとして使用でき、カテゴリ別に自動分類
テキストデータを単語で区切って解析、分類、検索、抽出することができます。例えば、問い合わせフォームに投稿された自由記述形式の問い合わせ内容に基づいて、営業、サポート、クレーム等に自動分類することができます。
(2)予測モデルのチューニングで過学習を防ぎ、予測精度を向上
あらかじめ、説明し難い結果を及ぼす恐れのあるアルゴリズムを除外したい場合や、予測モデル構築時間を短縮したい場合に、予測モデルのチューニングを行うことが可能です。これにより、過度の教師あり学習を行うことで未知データに対する予測精度を下げてしまう「過学習」を防止し、予測精度を向上させます。専門知識が少ない担当者が使用できるよう、自動で予測モデルを選定する従来の機能に加えて、データ分析に精通している担当者にも活用しやすいよう改善いたしました。
■ 機械学習を用いたテキストデータ解析の活用事例
~ 問い合わせ対応の業務効率と応対品質を向上 ~
問い合わせフォームに投稿されたテキスト文書と対応履歴を教師データとして学習させることで、問い合わせジャンルごとに自動分類したり、緊急度を自動判定したりすることができます。また、問い合わせ内容を基に担当オペレーターへ自動振り分けができると同時に、過去の問い合わせ対応に基づいた回答例をオペレーターに提示することもできるため、業務効率と応対品質の向上を実現します。
今後もパイプドビッツは、「機械学習エンジン」オプションの提供を通じ、データ分析に関連する業務効率化を支援するとともに、これまで以上に大量データの利活用を加速化させてまいります。
■ 「スパイラル(R)」とは
「スパイラル(R)」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
URL: https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/
■ 報道関係者様お問い合わせ先
パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
広報部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail :pr@pipedohd.com
※「スパイラル」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。