2017年06月26日 17:00

<福祉イベントレポート> “障がい者と共に働くことが当たり前になる社会”に 大手家電量販店、役員による講演会を開催 利用者と障がい者が手掛けたアクアリウム導入企業が参加

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総合人材サービスの株式会社ラブキャリアの関連会社で、発達障がい者就労移行支援事業を運営する株式会社LPH(本社:東京都新宿区 代表取締役会長:坂入孝治)は、2017年6月9日(金)に大手家電量販店の株式会社ヤマダ電機総務本部長の鈴木秀明氏を招き、「障がい者雇用支援の講話とディスカッション~企業側の視点を考える~」と題し、障がい者を雇用している企業として講演会を行いました。

この会は、2017年6月9日(金)に、株式会社LPHが運営する就労移行支援事業所「カレント」にて行われました。当社は“障がい者と共に働くことが当たり前になる社会”を目指し、水草を使ったプログラムなど、障がい者1人1人の個性に合わせた就労移行支援事業を行っています。
当日は当社のレンタルサービスである「水草アクアリウム水槽」を導入している企業5社15名、「カレント」の利用者4名、ゲストとして世田谷区議会員1名の合計20名が集まり、鈴木本部長の講演に耳を傾けました。


※株式会社ヤマダ電機の障がい者の雇用について話される鈴木本部長
株式会社ヤマダ電機は、当社代表坂入が起業する以前に就業した大手人材派遣企業からの関係があり、なおかつ現常務取締役が障がい者であることや、障がい者雇用率が2.09%ということもあり、当社から講演依頼をしたところ、快く承諾頂きました。講演内で鈴木本部長は、「障がい者を雇用することは、そんなに難しいことではなく、その人物の適正にあった職場を提供しています」と述べ、また、「仕事のありかたも本人のモチベーションの持ち方次第であり、自分の特性を活かすことを考えて就業すればいいのではないでしょうか。そこで自身がやりたいことと、企業が求めている事がうまくマッチングすればウインウインの関係になります」と締めくくりました。
後半は利用者1人1人から質疑応答が行われ、「面接の際、気を付ける点はどこですか?」「自分の感情を抑えるにはどのように対処したらいいのでしょうか」などの質問に対し鈴木本部長は、「身だしなみも含めての第一印象に気を付けたほうがいいのではないでしょうか」「私も感情を抑えるのが苦手なのですが、実際部下が出来ると、自分が見本となるように頑張ろうとします。そうなると、おのずと自分で感情をコントロール出来ます」と応答されました。また別の利用者は「鈴木本部長が20代の頃は、仕事にどういう気持ちで取り組んでいたのですか?」との質問に「人と同じことをしていてはキャリアアップは出来ません」「いろんな業種業界の方と交流があったほうがいい」と、役員ならではの返答もされ、受講者1人1人に対し真摯にディスカッションを行いました。

※利用者からの質問に答える鈴木本部長

第2部は、当社独自の水草を使った就労移行支援プログラムの実習を、参加者全員で行いました。当社は、健常者と障がい者両者が共同作業を行う事により、普段外部や企業の人と接することがない障がい者たちは、導入企業からの参加者と直接コミュニケーションを取る事が出来、また導入企業からの参加者は水草プログラムの工程を実体験ができるいい機会と考えています。そして、このような機会を増やすことにより、当社の“障がい者と共に働くことが当たり前になる社会”の場を増やしていくきっかけにもなるとも考えています。


※ 参加者の前で水草実習のレクチャーを行う当社カレントスタッフ
水草育成が障がい者の就労支援と雇用創出になる理由
水草育成は、植え付けから日々の管理まで細かい工程が必要とされ、障がい者の特性を把握し、活かすことができます。それと同時に仕事に対する責任感、手先の器用さ、仕事の段取り力も養うことができるため、就労移行支援事業に適したプログラム内容と考えます。当社はまた障がい者が手掛けたアクアリウムの水槽をレンタルすることは、障がい者の達成感や自信をつける事、将来の就労や新たな雇用を創出できると考えています。
当社は主力の水草プログラムで育てたアクアリウムのレンタルサービスのメンテナンスには、本カリキュラムを終了した障がい者を雇用していくビジネスモデル展開を行っています。また、障がい者が自らネットショップを起ち上げ、自ら育てた水草をネット販売を行いながらビジネススキルを学んでいくなど、障がい者がより自立できるよう独自のプログラムを考えています。
株式会社LPHでは、独自の水草育成プログラムを通じ、今後も充実した研修を実施し、障がい者と就労移行先の企業の幅広いマッチングサービスを行っていきます。

※鈴木本部長も水草実習にチャレンジ
初期費用ゼロ、メンテナンス込みのレンタルサービス
当事業が提供する障がい者が育成した水草を用いたアクアリウム水槽レンタル事業は、初期費用ゼロで月々のレンタル料のみのサービスです。通常アクアリウム水槽レンタルの場合、月額レンタル料金のほかに水槽設置費用などのコストが別途かかりますが、このレンタルサービスは、月額レンタル料のみで、月1~2回メンテナンス費込みのサービスです。尚、このメンテナンスには課外実習として「カレント」の障がい者も参加しており、設置した施設や店舗、企業にとっては障がい者就労支援の貢献の一環となります。

【サ―ビス概要】
名称     :AQUALUXE(アクアリュクス)
レンタル料  :月額20,900円~
       (消費税・レンタル料・メンテナンス費含む)
レンタル期間 :2年間
        障がい者制作による水草を使ったアクアリウム
レンタル内容 :アクアリウムを施した水槽
申込方法    :AQUALUXE専用サイト http://aqua-luxe.jp/
設置について :設置前に下見にお伺い致します。

【サ―ビス概要】
名称     :AQUALUXE ヤフオク店
WEBサイト   :https://auctions.yahoo.co.jp/seller/lph_hanbai
取扱商品    :水草付流木各種
値段       :500円~
効果       :障がい者がネットショップを起ち上げ、自ら育成した水草関連の商品を販売することにより、障がい者はよりビジネスに応用が出来るトレーニングとなる。

【株式会社ラブキャリア 会社概要】
本社:      東京都新宿区新宿5-18-12 SHINJUKU5-IIビル2F
TEL :    03-6205-6556
ホームページ:  http://lovecareer.co.jp/
代表:      代表取締役社長 坂入 孝治
資本金:   99,000,000円
事業内容: ◆スタッフィング事業
        ◆メディア事業
        ◆ビジネスサポート事業

【株式会社LPH 会社概要】
本社:      東京都新宿区新宿1-18-10 カテリーナ柳通りビル6 階
TEL :    03-6273-0920
ホームページ: http://lph.co.jp/
代表: 会長 坂入 孝治
        取締役社長 山本 恵嗣
資本金: 3,000,000円
事業内容: ◆障がい者の就労移行支援事業「カレント」の運営
        ◆障がい者総合支援法に基づく障がい者福祉サービス事業

【株式会社ラブフェア 会社概要】
本社:      東京都新宿区新宿1-18-10 カテリーナ柳通りビル6 階
TEL :    03-6380-4377
ホームページ:  http://lovefair.co.jp/
代表:  代表取締役社長 山本 恵嗣
資本金:  5,000,000円
事業内容:  ◆障がい者と企業を結ぶ求人マッチングサイト「POGY」の運営
         ◆障がい者が育成・管理する水草水槽レンタル事業「アクアリュクス」
         ◆障がい者が育成する水草の販売
         ◆有料職業紹介

<本件に関するお問い合わせ先>
ラブキャリア広報事務局 担当:新保(しんぼ)
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788
携帯:080-9874-4858  メール:pr@real-ize.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 医療、福祉

会社概要

商号
株式会社LPH(カブシキガイシャエルピーエイチ)
代表者
坂入 孝治(サカイリ タカハル)
所在地
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-18-10 カテリーナ柳通りビル6階
TEL
03-6273-0920
業種
人材関連
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://lph.co.jp/

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