株式会社パテント・リザルトは2017年6月19日、独自に分類したゼネコン業界の企業を対象に、2016年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「ゼネコン業界 他社牽制力ランキング2016」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2016年に最も引用された企業は、清水建設、次いで大成建設、鹿島建設となりました。
1位清水建設の最も引用された特許は、「汚染土壌の洗浄方法」に関する特許(特願2004-305570)および「窓際から室奥まで均一に自然光を届かせることのできるブラインド」に関する特許(特許第3700098号)で、それぞれ後発の特許5件の審査過程において拒絶理由として引用されています。このほかには、サンケン電気との共同保有である「停電時に電力供給を重要負荷(※)に継続して行うための自立運転制御システム」(特許第5437707号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2016年に、清水建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、大林組(42件)で、大成建設および竹中工務店(各27件)と続いています。
(※)サーバーや病院電気設備、室内照明などの、給電が途絶えると混乱や被害を招く恐れのある装置
2位大成建設の最も引用された特許は42件あり、それぞれ後発の特許2件の審査過程において拒絶理由として引用されています。この42件を分野別にみると、基礎工や施工、建築構造・部材などの技術が多くなっています。
2016年に、大成建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大林組(21件)で、清水建設(22件)、鹿島建設(20件)と続いており、ゼネコンやハウスメーカー以外には東芝(10件)などがみられます。
3位鹿島建設の最も引用された特許のうち、現在権利が継続している特許は、アルモ設計および新晃工業との共同保有である「データセンターの空調システム」に関する特許(特許第5441212号)および「耐震性能を高めるための補強構造」に関する特許(特許第2988470号)で、それぞれ後発の特許3件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2016年に、鹿島建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大成建設(24件)で、大林組(23件)、竹中工務店(15件)と続いています。
詳細については、ランキングデータ「ゼネコン業界 他社牽制力ランキング」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2017/06/fcitgene.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2016年に最も引用された企業は、清水建設、次いで大成建設、鹿島建設となりました。
1位清水建設の最も引用された特許は、「汚染土壌の洗浄方法」に関する特許(特願2004-305570)および「窓際から室奥まで均一に自然光を届かせることのできるブラインド」に関する特許(特許第3700098号)で、それぞれ後発の特許5件の審査過程において拒絶理由として引用されています。このほかには、サンケン電気との共同保有である「停電時に電力供給を重要負荷(※)に継続して行うための自立運転制御システム」(特許第5437707号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2016年に、清水建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、大林組(42件)で、大成建設および竹中工務店(各27件)と続いています。
(※)サーバーや病院電気設備、室内照明などの、給電が途絶えると混乱や被害を招く恐れのある装置
2位大成建設の最も引用された特許は42件あり、それぞれ後発の特許2件の審査過程において拒絶理由として引用されています。この42件を分野別にみると、基礎工や施工、建築構造・部材などの技術が多くなっています。
2016年に、大成建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大林組(21件)で、清水建設(22件)、鹿島建設(20件)と続いており、ゼネコンやハウスメーカー以外には東芝(10件)などがみられます。
3位鹿島建設の最も引用された特許のうち、現在権利が継続している特許は、アルモ設計および新晃工業との共同保有である「データセンターの空調システム」に関する特許(特許第5441212号)および「耐震性能を高めるための補強構造」に関する特許(特許第2988470号)で、それぞれ後発の特許3件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2016年に、鹿島建設の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大成建設(24件)で、大林組(23件)、竹中工務店(15件)と続いています。
詳細については、ランキングデータ「ゼネコン業界 他社牽制力ランキング」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2017/06/fcitgene.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
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社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など