社会起業大学 研究生(第5期生)の名知仁子さんが代表を務める特定非営利活動法人「ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会」(以下略称MFCG)は、6月11日にミャンマーの医療・文化・社会の現状を日本の人たちに体験してもらうイベントを開催します。
MFCGは2012年に医師である名知仁子が立ち上げ、ミャンマー政府の公認のもと南西部にあるデルタ地域のミャウンミャの無医村12カ所で医療活動を行っています。
経済成長や政治的変化のなか注目を浴びるミャンマーですが、地方の市民の様子や民族ごとの文化の違いなどを日本で知る機会はほとんどないのが現状です。
そこでMFCGは、創立5周年にあたり、その経験と人脈で培ったミャンマーの生きた情報を多くの人に提供することといたしました。イベントでは、写真などを活用しながらミャンマーの医療制度や保健衛生の実態などを説明するほか、ミャンマー料理や民族衣装を体験したりビルマ語に触れたりする場を設けます。
開催日時と場所は下記の通りです。
■日時・場所
6月11日(日)13:30~17:00
サイボウズ 東京オフィス
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階(受付)
最寄駅:日本橋駅・三越前駅・東京駅
参加費 5、000円(内2、000円寄付)
■セミナーに関しましては下記までご連絡ください
ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会
東京都荒川区東尾久8-41-23
広報担当 戸村桂子
Tel 090-4221-3396
E-mail kei_kei_0219@yahoo.co.jp
■MFCGについて
医師・名知仁子(なちさとこ)が2012年にNPO法人としてMFCGを設立。2014年3月ミャンマー政府からの活動認可を受け、2015年1月よりヤンゴンの西ミャウンミャ・タウンシップの12村で活動を開始。
MFCGのミッションは、ミャンマーの人たちが健康で自立した生活をできる社会を実現すること。そのための支援として、(1)巡回診療、(2)保健衛生指導、(3)家庭菜園指導、を行っています。
ミャンマーでは人口5300万人余りのうちおよそ70%が農村部に住んでいると見られ、医療や保健衛生、栄養の知識などを得る機会がない人たちがいます。そのためマラリアや栄養不良、妊娠出産によるリスク上昇など、日本のおよそ17倍の子供が5歳までに命を落としています。
とりわけMFCGが活動するエリアの住民たちは、季節ごとに農地を回って農作業を手伝うことで生計を立てており、日当はおよそ200円。病気になっても村に病院はなく、日当の3倍の交通費をかけて病院に行かなくてはなりません。更に、仮に治療を受けたとしても、衛生や栄養の知識がないために再び体調を崩してしまいます。
そこで、MFCGでは、無医村に医療を届けるだけではなく、手洗いや歯磨き、ボウフラの防ぎ方やビタミンの効率的な取り方など、保健衛生や栄養指導を行っています。また、栄養不良に陥らないよう家庭菜園の指導を行っています。その際に化学肥料や農薬などを購入するのではなく、住民の身近にあるもの、例えば米ぬかや油かすを発酵させて肥料を作ったり、もみ殻で木酢酸を作って虫除けにしたりするなど、住民にとっての永続性を最優先としています。
■名知仁子について
日本の医科大学勤務医を経て、2002年に国境なき医師団に入団。タイ・ミャンマー国境沿いでカレン族に対する医療支援や、ミャンマーデルタ地帯でのサイクロン被害における緊急人道援助活動などを行う。2010年に国境なき医師団日本支部の専務理事に就任。これに先立ち、2008年にMFCGの前身となる任意団体「ミャンマー・クリニックと菜園開設基金」を設立。2012年に現在のMFCGを設立し、ミャンマーでの活動を本格化させる。
2012年、社会起業大學主催のソーシャル・ビジネス・グランプリ大会でビジネス・グランプリ大賞を受賞。2015年、公益財団法人社会貢献支援財団より社会貢献者表彰を受賞。2016年、埼玉県より埼玉グローバル賞を受賞。
その他、朝日新聞、日経新聞、テレビ東京などのメディアで取り上げられる。
■MFCG情報
●ホームページ http://mfcg.or.jp
●フェイスブック https://www.facebook.com/mfcg.or.jp/
●ブログ「MFCGミタァース便り」http://blog.canpan.info/myanmarclinic/
■本件に関するお問い合わせ先
社会起業大学 運営事務局 広報課 担当:扇谷麻子(おうぎやあさこ)
〒102-0084 東京都千代田区二番町2番 平田ビル1階
電話:03-6380-8444(平日10:00-19:00)
FAX:03-6272-5888
メール:info@socialvalue.jp
MFCGは2012年に医師である名知仁子が立ち上げ、ミャンマー政府の公認のもと南西部にあるデルタ地域のミャウンミャの無医村12カ所で医療活動を行っています。
経済成長や政治的変化のなか注目を浴びるミャンマーですが、地方の市民の様子や民族ごとの文化の違いなどを日本で知る機会はほとんどないのが現状です。
そこでMFCGは、創立5周年にあたり、その経験と人脈で培ったミャンマーの生きた情報を多くの人に提供することといたしました。イベントでは、写真などを活用しながらミャンマーの医療制度や保健衛生の実態などを説明するほか、ミャンマー料理や民族衣装を体験したりビルマ語に触れたりする場を設けます。
開催日時と場所は下記の通りです。
■日時・場所
6月11日(日)13:30~17:00
サイボウズ 東京オフィス
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階(受付)
最寄駅:日本橋駅・三越前駅・東京駅
参加費 5、000円(内2、000円寄付)
■セミナーに関しましては下記までご連絡ください
ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会
東京都荒川区東尾久8-41-23
広報担当 戸村桂子
Tel 090-4221-3396
E-mail kei_kei_0219@yahoo.co.jp
■MFCGについて
医師・名知仁子(なちさとこ)が2012年にNPO法人としてMFCGを設立。2014年3月ミャンマー政府からの活動認可を受け、2015年1月よりヤンゴンの西ミャウンミャ・タウンシップの12村で活動を開始。
MFCGのミッションは、ミャンマーの人たちが健康で自立した生活をできる社会を実現すること。そのための支援として、(1)巡回診療、(2)保健衛生指導、(3)家庭菜園指導、を行っています。
ミャンマーでは人口5300万人余りのうちおよそ70%が農村部に住んでいると見られ、医療や保健衛生、栄養の知識などを得る機会がない人たちがいます。そのためマラリアや栄養不良、妊娠出産によるリスク上昇など、日本のおよそ17倍の子供が5歳までに命を落としています。
とりわけMFCGが活動するエリアの住民たちは、季節ごとに農地を回って農作業を手伝うことで生計を立てており、日当はおよそ200円。病気になっても村に病院はなく、日当の3倍の交通費をかけて病院に行かなくてはなりません。更に、仮に治療を受けたとしても、衛生や栄養の知識がないために再び体調を崩してしまいます。
そこで、MFCGでは、無医村に医療を届けるだけではなく、手洗いや歯磨き、ボウフラの防ぎ方やビタミンの効率的な取り方など、保健衛生や栄養指導を行っています。また、栄養不良に陥らないよう家庭菜園の指導を行っています。その際に化学肥料や農薬などを購入するのではなく、住民の身近にあるもの、例えば米ぬかや油かすを発酵させて肥料を作ったり、もみ殻で木酢酸を作って虫除けにしたりするなど、住民にとっての永続性を最優先としています。
■名知仁子について
日本の医科大学勤務医を経て、2002年に国境なき医師団に入団。タイ・ミャンマー国境沿いでカレン族に対する医療支援や、ミャンマーデルタ地帯でのサイクロン被害における緊急人道援助活動などを行う。2010年に国境なき医師団日本支部の専務理事に就任。これに先立ち、2008年にMFCGの前身となる任意団体「ミャンマー・クリニックと菜園開設基金」を設立。2012年に現在のMFCGを設立し、ミャンマーでの活動を本格化させる。
2012年、社会起業大學主催のソーシャル・ビジネス・グランプリ大会でビジネス・グランプリ大賞を受賞。2015年、公益財団法人社会貢献支援財団より社会貢献者表彰を受賞。2016年、埼玉県より埼玉グローバル賞を受賞。
その他、朝日新聞、日経新聞、テレビ東京などのメディアで取り上げられる。
■MFCG情報
●ホームページ http://mfcg.or.jp
●フェイスブック https://www.facebook.com/mfcg.or.jp/
●ブログ「MFCGミタァース便り」http://blog.canpan.info/myanmarclinic/
■本件に関するお問い合わせ先
社会起業大学 運営事務局 広報課 担当:扇谷麻子(おうぎやあさこ)
〒102-0084 東京都千代田区二番町2番 平田ビル1階
電話:03-6380-8444(平日10:00-19:00)
FAX:03-6272-5888
メール:info@socialvalue.jp