2017年02月07日 15:30

東南アジアユーザーの80%以上が買いたいと回答した商品は「漫画やアニメのおまけ付き商品」東南アジア市場調査で明らかになった海外での「日本製コンテンツの可能性とは?」

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全世界15億回以上のスタンプダウンロード数実績を持ち、キャラクターマーケティングを手掛ける株式会社クオンと東南アジア全域をカバーする調査会社であるDI Marketing Co.,Ltd. はこのたび、タイ・ベトナム・インドネシアの消費者を対象に「日本のアニメ・漫画・キャラクターの浸透実態」について調査(2017年1月16日~1月20日)を行い、2月6日付でその結果をお知らせいたします。

全世界15億回以上のスタンプダウンロード数実績を持ち、キャラクターマーケティングを手掛ける株式会社クオン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:水野和寛、以下クオン)と東南アジア全域をカバーする調査会社であるDI Marketing Co.,Ltd. (ベトナムホーチミン市、代表取締役社長:加藤秀行、以下「DIマーケティング」)はこのたび、タイ・ベトナム・インドネシアの消費者を対象に「日本のアニメ・漫画・キャラクターの浸透実態」について、2017年1月16日から1月20日の期間で、調査を行い、その結果をまとめましたので、2月6日付でお知らせいたします。

本調査は、DIマーケティングがタイ・ベトナム・インドネシア各地に擁する現地コンサルタントチームの生々しい現地感覚と、クオンの豊富なキャラクタービジネスの知見を交えて企画・設計を行い、DIマーケティングの3か国合計60万人を超えるユーザに対して実施されたものです。

調査結果を引用・紹介いただく場合は「クオン・DIマーケティング調べ」とクレジットの記載をお願いいたします。
詳細データにつきましては、問い合わせ先からご連絡頂いた方へご提供させていただきます。

「日本のアニメ・漫画・キャラクターの浸透実態」調査概要

(本調査の背景にあった課題認識)
日本製のアニメ、漫画、キャラクター(以下、日本製コンテンツ)は、今や世界で愛されている日本が誇るコンテンツです。世界的な高い認知度があるとされる一方で、
・海外での認知・需要実態、ビジネス起用の実例に関する情報が乏しい
・海外顧客、海外消費者、版権元とのコミュニケーション連携が難しい
などの課題があり、日本製コンテンツのポテンシャルを阻害してしまっている、と考えられます。

漫画・アニメでは圧倒だが、キャラクター認知では陰りも

「好きな漫画・アニメ」「好きなキャラクター」の両方で「ドラえもん」がランキングのトップになり、3カ国すべてにおける圧倒的な人気を示しました。「好きな漫画・アニメ」に於いては、上位タイトルを殆ど日本製コンテンツが占めている一方で、「好きなキャラクター」については、ベトナムとインドネシアに於いて「ドラえもん」「ハローキティ」以外の日本製コンテンツはランクインしない結果となりました。
キャラクター認知の経路として7割以上のユーザが「SNS」と回答しており、またLINE Friendsやミニオンズが上位にランクインしていることからも、SNSでの登場頻度・回数が各国での認知を向上させる上で重要な経路となっていることが改めて明らかになりました。(唯一タイではリラックマ、ぐでたまが上位にランクインし「ゆるキャラ」の文脈がすでに深く浸透していることが明らかになりました)

日本製コンテンツのパッケージ・グッズ活用は極めて効果的

3カ国共通で6割のユーザが「使い慣れた商品ではなく、キャラクターデザイン付きの新商品を選ぶ」と回答し高い興味を示し、8割以上のユーザが「値段が高くても漫画やアニメのおまけ付商品を購入したい」と回答しております。また、7割以上が「オマケを半分以上集める」と回答しており、キャラクターグッズ付の新商品展開に強い興味を示しました。

本調査結果を踏まえクオンの水野代表取締役は以下のように述べています

「日本のキャラクター・アニメのコンテンツが東南アジアで愛されていることは、皆、感覚的には理解していますが、商品のマーケティングにも有用である可能性が高いことが証明されたと思います。また、キャラクター認知手段の大半がSNS経由であることも示され、今後、スタンプやSNS向けのコンテンツと連動したキャラクター・マーケティングの取り組みが続々と実施されることが予想されます。クオンでは、2012年から世界中の主要スマートフォン向けチャットアプリ(Facebook,Wechat,LINE,Zalo等)と事業提携し、国別、SNS別にどのようなキャラクターが使われるのかというデータやノウハウを蓄積し、コンテンツ開発に生かしております。2017年は企業のマーケティング・プロモーションでこれらのデータ・ノウハウを積極的に活用していきたいと思っております。」

本調査結果を踏まえDIマーケティングの加藤代表取締役は以下のように述べています

「日本製コンテンツの人気が高いことは現地では当たり前のように受け入れられていますが、改めて数値で見ると、その強さが定量的に浮き彫りになったと感じます。漫画・アニメなどパッケージ利用、グッズ活用はまだまだこれから発展していくマーケティング・コミュニケーション手法ですので、日本企業が先んじて活用されていくことを期待しています」

会社概要
株式会社クオン
URL http://quan-inc.jp/about/
設立 2011年
事業内容 キャラクター・ゲーム等のコンテンツ、マーケティング、エージェント事業

DI Marketing Co.,Ltd
展開国 ベトナム、タイ、インドネシア、日本
URL http://dreamincubator.asia/
設立 2013年
事業内容 日本国内および世界(アジア)における定量・定性調査、コンサルティング

■本件に関するお問い合わせ
株式会社クオン
東京都渋谷区代々木3-1-11
http://quan-inc.jp/
担当:奥川
MAIL: s_okukawa@quan-inc.jp

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
株式会社クオン(カブシキガイシャクオン)
代表者
水野和寛(ミズノカヅヒロ)
所在地
〒151-0053
東京都渋谷区東京都渋谷区代々木1-58-16 清水ビル2階
TEL
03-6300-0173
業種
ソフトウエア
上場先
未上場

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