2015年07月01日 12:00

認知症早期対策！一緒に人生をまとめた生活歴年表制作サービス「想い出ノート制作倶楽部」スタート

この度起業した（2014年10月28日）合同会社まほろば会（所在地：名古屋市、代表社員　藤川浩之）は、高齢者介護現場での経験から生まれた新たな予防介護サービス「想い出ノート制作倶楽部」を2015年７月１日より開始します。想い出ノート制作倶楽部は、人生を「語りたい。残したい」と思われるお年寄りと共に「自分史・生活歴年表」を制作する中で回想法により認知症早期対策を図るサービスです。

想い出ノート制作倶楽部は、高齢者を対象としています。スタッフがお年寄りを訪問し、今回新たに開発したクラウド型制作支援システムを用いて、お年寄りご自身と共に人生をまとめた生活歴年表を作っていく取り組みです。これまでの自分史制作サービスなどと大きく異なる点は、生活歴年表を完成させることのみを目的としているものではなく、訪問しお年寄りの話し相手となり、昔の記憶を思い出していく回想法による認知症ケアを図ることが主な目的となります。訪問回数は平均２０回以上となります。今回開発したクラウド型制作支援システムの活用により、制作過程の標準化が図られ、これまでの特殊技能を持つライター以外の幅広い分野のスタッフの対応を可能となり、サービスの提供を可能としています。
完成した生活歴年表は、その年の世相流行と共に読み易いテーマ別でまとめられます。電子生活歴年表としてタブレットと共にお渡しすること。希望があればホームページを開設にも標準仕様で対応。更に、ブログを使ってこれからの人生も加えていけることなど高齢者の積極的な　ＩＴ活用を提供します。

今日、高齢者は在宅のみならず介護施設においても孤独で「話し相手」を求めている方は少なくありません。また、自分の生き様を「後に伝えたい・残したい」と思われている方多くいらっしゃいます。一方、四人に一人は認知症となる時代を目前とし、認知症には早期対応が不可欠といわれながら、「自分はまだ認知症ではない」と否定され、対応が遅れる方がほとんどです。想い出ノート制作倶楽部は、本人に認知症を意識させずに脳に刺激が得られる回想法（昔たずね）による認知症ケアが図られます。なお、想い出ノート倶楽部で制作された資料は、本格的に将来認知症ケアが必要となった場合においても貴重な資料となります。国立長寿センターなどから発表されている「センター方式」でも生活歴として求められています。しかし忙しい介護現場の職員で制作することは難しく、このように早い段階で介護保険外のサービスでの対応を考えていく時代であるかもしれません。
[会社概要]
合同会社　まほろば会　
代表社員　藤川　浩之
日本認知症ケア学会会員　名古屋商工会議所会員
設立2014年10月28日
[問い合せ先]
名古屋市昭和区福江二丁目９番33号　名古屋ビジネスインキュベータ白金233
電話052-693-9250
ホームページhttp://omoidenote.com
e-mail　info@omoidenote.com

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