CSR は、ワイヤレスオーディオ品質に関して新しい業界標準を確立するとともに、優れた柔軟性を提供する機能豊富なSoCソリューション、「CSR8645」および「CSR8670」を発表した。家電製品開発企業は、これらを活用することで、高度に差別化された家庭用エンターテインメント機器やウェアラブルなオーディオ製品を、より簡単・迅速かつ高いコスト効率で開発し、当該製品を迅速に市場に投入することができる。
CSR8645およびCSR8670は、次世代CSR8600ワイヤレス・コンシューマオーディオ・プラットフォーム・ファミリにおける初の製品であり、CSR独自のオーディオプロセシング・テクノロジを統合している。これらのデバイスは、有線オーディオ機能も備えているため、バッテリー残量がなくなったり、飛行機内のようにワイヤレス接続ができない場合でも、有線ヘッドフォンとしての使用が可能。CSR8645とCSR8670は、すでに複数の主要顧客に採用され、最終製品の開発が進められている。
今回CSRが発表したSoCは、CSRのオーディオプロセシング技術およびBluetoothワイヤレスコネクティビティテクノロジを提供し、スマートフォンやタブレット、パソコン、その他のコンシューマ製品と同様に、家庭用エンターテインメントシステム、テレビ、その他の接続された家庭用アプリケーションでも最高品質のオーディオ・ワイヤレス・ストリーミングを可能にする。CSR aptXTM Hi-Fiオーディオテクノロジは、Bluetooth接続で、ワイヤレススピーカおよびヘッドホンに優れたステレオオーディオを提供。またCSRクリアボイスキャプチャ(CVC(R))テクノロジは、高品質スピーカホンにアコースティック・エコー・キャンセルおよびノイズキャンセル機能を提供する。
CSR、オーディオおよびコンシューマ事業ユニット製品マーケティングマネージャ、Paul Wilsonは、
「CSR8645およびCSR8670は、柔軟性の高いオーディオ・システムオンチップ・ソリューションを提供します。顧客は、これらを使用することで、高度に差別化された製品の開発と、より迅速な市場投入が可能で、製品の競争力を高めることができます。CSRの新しいSoCは、ワイヤレスオーディオ品質に新たな業界基準を確立するとともに、革新的なオーディオプラットフォームを提供します。こうしたプラットフォームは、従来のオーディオアプリケーションをサポートするだけでなく、まったく新しい用途やフォームファクタの創造を可能にします」と語っている。
有線でも使用可能
CSR8645およびCSR8670によって、OEMはバッテリーを電源とするワイヤレスオーディオ製品を簡単に開発できるようになる。またこれらは、Bluetoothコネクティビティのない音楽プレイヤーに直接接続が可能で、有線ヘッドフォンとしても使用できる。有線オーディオ機能をそなえた製品は、バッテリーが切れたときはもちろん、ワイヤレス操作が制限された、あるいは使用できない場合でも継続して使用が可能。CSR8645およびCSR8670を搭載することで、標準的な3.5mmオーディオジャックなどのアナログ接続からオーディオ入力することができる。 また、USB接続の場合、オーディオ入力するのと同時に、充電もできるというメリットがある。
主力製品向け高品質 aptX Bluetooth オーディオ
CSR8645は、MASK ROM版でaptXテクノロジを採用した、CSR初のオーディオプラットフォーム・ソリューション。また同時に、市場にaptX高品質オーディオテクノロジを提供するというCSRのビジョンを具現化する画期的な製品でもある。CSR8645は、優れたオーディオ体験を提供するため、複数のプリセット機能を持ち、柔軟に設定・調節が可能なイコライザなど、欠かすことのできない重要な機能が豊富に統合され、設計された。MASK ROM版でありながら、高い柔軟性を持たせたソリューションを提供することで、製品開発期間の短縮が最優先され、より原価を重視したコンシューマオーディオ製品に使用できるようにした。
最高のさらに上を目指す
CSR8670は、CSR製品の中で最もパワフルかつ柔軟性が高く、高度に統合されたワイヤレスオーディオ・ソリューション。製品開発企業は、最大6個までサポートするデジタルマイクやキャパシティブ・タッチコントロールといった最先端機能を備えたCSR8670を使用することで、画期的でエキサイティングなコンシューマオーディオ・デバイスを幅広く展開することができる。CSR8670は、そのコンパクトなパッケージオプションと、外部パッシブ・コンポーネントを削減したことで、従来のソリューションで必要であったフットプリントの最大60%節約を実現し、製造コストの削減を可能にする。
キャパシティブ・タッチセンサを総合的にサポートするCSR8670は、なめらかなタッチコントロール・インターフェースを備えた、見た目にも美しい魅力的な製品デザインを可能にする。センサパッドは、スライドまたはワイプタイプの操作法を設定でき、キャパシティブ・タッチセンサ全体の制御はソフトウェアで実行するため、各アプリケーションでの設定が簡単になる。
CSR8670には、CSR8645の全機能が搭載されていますが、ROMベースのソリューションではなく、フラッシュメモリに内蔵されている。これにより、OEMはCSRソフトウェア開発キットおよびCSR eXtension Partnerソリューションを特注ソフトウェア設計と組みあわせて使うことで、独自のアプリケーションを開発できるようになり、製品の差別化が可能。
開発体験を改善
CSR8670は、アプリケーションプロセッサおよび超低消費電力Kalimba DSPを含むデュアルコア構造と、内蔵フラッシュメモリにより、柔軟性の高いソリューションを提供することで、製品の差別化を最大限サポート。改良されたKalimba DSPコプロセッサは、無線、デジタル、アナログ・オーディオストリームなど、どのルートからインプットされたデータをもとに、多種多様な信号処理機能を同時にサポートすることが可能となる。
CSRのCSR8600製品ファミリ向け包括的な設定ツールと、CSR8670ベース製品の設計向けオーディオ開発キット(ADK)によって、メーカーは有線、及びワイヤレスのコンシューマオーディオ・アプリケーション向けに、高度に差別化された機能豊富なソリューションを、ハードウェア/ソフトウェア開発に対して莫大な投資をすることなく、開発できる。
CSRは、eXtension Partner Programを通して、CSR8670のオンチップDSP用に幅広いサードパーティ・オーディオ強化ソフトウェア・プラグインを提供していく。これによって、家電製品メーカーは各ベンダーから提供されるさまざまなソリューションを選択でき、幅広いメリットを享受することで、設計サイクルをさらに削減できる。
サンプルと価格
次世代ワイヤレス・コンシューマ・オーディオソリューションCSR8670およびこれに付随する開発キット、アプリケーションソフトウェアは、量産出荷されている。CSR8670のパッケージオプションには、6.5×6.5mm、0.5mmピッチ、112ボールVFBGA、及び必要最低限の設計スペースで実装可能なWLCSPがある。
CSR8645は現在、サンプル出荷されており、今年度第4四半期までに量産体制に入る。CSR8645のパッケージオプションには、5.5×5.5mm、0.5mmピッチ、68ピンBGAがある。
今回CSRが発表したSoCは、CSRのオーディオプロセシング技術およびBluetoothワイヤレスコネクティビティテクノロジを提供し、スマートフォンやタブレット、パソコン、その他のコンシューマ製品と同様に、家庭用エンターテインメントシステム、テレビ、その他の接続された家庭用アプリケーションでも最高品質のオーディオ・ワイヤレス・ストリーミングを可能にする。CSR aptXTM Hi-Fiオーディオテクノロジは、Bluetooth接続で、ワイヤレススピーカおよびヘッドホンに優れたステレオオーディオを提供。またCSRクリアボイスキャプチャ(CVC(R))テクノロジは、高品質スピーカホンにアコースティック・エコー・キャンセルおよびノイズキャンセル機能を提供する。
CSR、オーディオおよびコンシューマ事業ユニット製品マーケティングマネージャ、Paul Wilsonは、
「CSR8645およびCSR8670は、柔軟性の高いオーディオ・システムオンチップ・ソリューションを提供します。顧客は、これらを使用することで、高度に差別化された製品の開発と、より迅速な市場投入が可能で、製品の競争力を高めることができます。CSRの新しいSoCは、ワイヤレスオーディオ品質に新たな業界基準を確立するとともに、革新的なオーディオプラットフォームを提供します。こうしたプラットフォームは、従来のオーディオアプリケーションをサポートするだけでなく、まったく新しい用途やフォームファクタの創造を可能にします」と語っている。
有線でも使用可能
CSR8645およびCSR8670によって、OEMはバッテリーを電源とするワイヤレスオーディオ製品を簡単に開発できるようになる。またこれらは、Bluetoothコネクティビティのない音楽プレイヤーに直接接続が可能で、有線ヘッドフォンとしても使用できる。有線オーディオ機能をそなえた製品は、バッテリーが切れたときはもちろん、ワイヤレス操作が制限された、あるいは使用できない場合でも継続して使用が可能。CSR8645およびCSR8670を搭載することで、標準的な3.5mmオーディオジャックなどのアナログ接続からオーディオ入力することができる。 また、USB接続の場合、オーディオ入力するのと同時に、充電もできるというメリットがある。
主力製品向け高品質 aptX Bluetooth オーディオ
CSR8645は、MASK ROM版でaptXテクノロジを採用した、CSR初のオーディオプラットフォーム・ソリューション。また同時に、市場にaptX高品質オーディオテクノロジを提供するというCSRのビジョンを具現化する画期的な製品でもある。CSR8645は、優れたオーディオ体験を提供するため、複数のプリセット機能を持ち、柔軟に設定・調節が可能なイコライザなど、欠かすことのできない重要な機能が豊富に統合され、設計された。MASK ROM版でありながら、高い柔軟性を持たせたソリューションを提供することで、製品開発期間の短縮が最優先され、より原価を重視したコンシューマオーディオ製品に使用できるようにした。
最高のさらに上を目指す
CSR8670は、CSR製品の中で最もパワフルかつ柔軟性が高く、高度に統合されたワイヤレスオーディオ・ソリューション。製品開発企業は、最大6個までサポートするデジタルマイクやキャパシティブ・タッチコントロールといった最先端機能を備えたCSR8670を使用することで、画期的でエキサイティングなコンシューマオーディオ・デバイスを幅広く展開することができる。CSR8670は、そのコンパクトなパッケージオプションと、外部パッシブ・コンポーネントを削減したことで、従来のソリューションで必要であったフットプリントの最大60%節約を実現し、製造コストの削減を可能にする。
キャパシティブ・タッチセンサを総合的にサポートするCSR8670は、なめらかなタッチコントロール・インターフェースを備えた、見た目にも美しい魅力的な製品デザインを可能にする。センサパッドは、スライドまたはワイプタイプの操作法を設定でき、キャパシティブ・タッチセンサ全体の制御はソフトウェアで実行するため、各アプリケーションでの設定が簡単になる。
CSR8670には、CSR8645の全機能が搭載されていますが、ROMベースのソリューションではなく、フラッシュメモリに内蔵されている。これにより、OEMはCSRソフトウェア開発キットおよびCSR eXtension Partnerソリューションを特注ソフトウェア設計と組みあわせて使うことで、独自のアプリケーションを開発できるようになり、製品の差別化が可能。
開発体験を改善
CSR8670は、アプリケーションプロセッサおよび超低消費電力Kalimba DSPを含むデュアルコア構造と、内蔵フラッシュメモリにより、柔軟性の高いソリューションを提供することで、製品の差別化を最大限サポート。改良されたKalimba DSPコプロセッサは、無線、デジタル、アナログ・オーディオストリームなど、どのルートからインプットされたデータをもとに、多種多様な信号処理機能を同時にサポートすることが可能となる。
CSRのCSR8600製品ファミリ向け包括的な設定ツールと、CSR8670ベース製品の設計向けオーディオ開発キット(ADK)によって、メーカーは有線、及びワイヤレスのコンシューマオーディオ・アプリケーション向けに、高度に差別化された機能豊富なソリューションを、ハードウェア/ソフトウェア開発に対して莫大な投資をすることなく、開発できる。
CSRは、eXtension Partner Programを通して、CSR8670のオンチップDSP用に幅広いサードパーティ・オーディオ強化ソフトウェア・プラグインを提供していく。これによって、家電製品メーカーは各ベンダーから提供されるさまざまなソリューションを選択でき、幅広いメリットを享受することで、設計サイクルをさらに削減できる。
サンプルと価格
次世代ワイヤレス・コンシューマ・オーディオソリューションCSR8670およびこれに付随する開発キット、アプリケーションソフトウェアは、量産出荷されている。CSR8670のパッケージオプションには、6.5×6.5mm、0.5mmピッチ、112ボールVFBGA、及び必要最低限の設計スペースで実装可能なWLCSPがある。
CSR8645は現在、サンプル出荷されており、今年度第4四半期までに量産体制に入る。CSR8645のパッケージオプションには、5.5×5.5mm、0.5mmピッチ、68ピンBGAがある。