ウェブデザインを行なう株式会社フォーデジット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:蛭田正司)は株式会社インプレスビジネスメディア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村照明)と共同で、本年1月、ウェブサイト制作に関わる発注企業および受託制作企業の社員を対象に、ウェブサイトのデザイン決定プロセスに関する実態調査を行ないました。
今回の調査により、現場ではデザインの決定において、プロジェクト内のメンバーの意見や投票だけでデザインが選定される発注企業側の意見のみを重視したプロダクトアウト型になっている実態が明らかになりました。 同時に、企業の信用やブランドイメージにおいて重要な役割を果たすウェブサイトが、決定者の嗜好に頼っていることもわかりました。
ウェブサイトのデザインを決定する際、46.7%が第三者の意見を取り入れておらず(図表1)、第三者の意見を取り入れる場合でも、実際にウェブサイトにアクセスするであろうターゲット消費者の意見を取り入れるのは全体の10.0%に留まりました(図表2)。
また、ウェブサイトのデザインを投票によって定量的に決定している企業は全体の32.7%(図表3)に留まり、かなりの割合でプロダクトアウト型の意思決定がなされています。
今回の調査により、現場ではデザインの決定において、プロジェクト内のメンバーの意見や投票だけでデザインが選定される発注企業側の意見のみを重視したプロダクトアウト型になっている実態が明らかになりました。 同時に、企業の信用やブランドイメージにおいて重要な役割を果たすウェブサイトが、決定者の嗜好に頼っていることもわかりました。
ウェブサイトのデザインを決定する際、46.7%が第三者の意見を取り入れておらず(図表1)、第三者の意見を取り入れる場合でも、実際にウェブサイトにアクセスするであろうターゲット消費者の意見を取り入れるのは全体の10.0%に留まりました(図表2)。
また、ウェブサイトのデザインを投票によって定量的に決定している企業は全体の32.7%(図表3)に留まり、かなりの割合でプロダクトアウト型の意思決定がなされています。
デザインの最終的な意思決定については、発注会社の経営者が48%、担当者の上司が32.0%と職位の高い方が最終的にデザインを決定している事が明らかになりました(図表4)。デザインの決定ポイントとしては、本来の最優先事項である「サイト制作のゴールを達成できそうだから」は20.7%に留まる一方、「発注会社の経営者・上司・担当者の好みで決まる」が54%と過半数を占めました(図表5)。 約8割という多くのプロジェクトにおいて、職位の高い方が最終的な意思決定を下しているにも関わらず、ウェブサイト制作におけるゴールの達成が深く考慮されないまま、デザインの決定がなされていることが明らかになりました。
企業や商品のブランディングにおいて、デザインが消費者にどのような印象を与えるかを把握することはますます重要になってきています。ウェブ サイト立ち上げ後に市場の反応を測定し、ウェブサイトを改善するためのアクセス解析ツールなどは存在する一方、制作時にはプロジェクトメンバー主導のプロ ダクトアウト型でウェブサイト制作が行われている実態が、本調査では明らかになりました。実際は、消費者がどのデザインを好むかが分からないが故に、メン バーの主観で決めざるを得ないという状況から来ているものと思います。しかし、消費者の嗜好が分からないからこそ、市場の声に耳を傾け、戦略に合ったマー ケットイン型のウェブサイト制作が浸透、定着してもよいのではないでしょうか。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社フォーデジット 担当:田口 亮
Tel:03-5774-6704
Mail:info@4digit.jp
PDFはこちら http://www.4digit.jp/info/pdf/news_release_110221.pdf
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社フォーデジット 担当:田口 亮
Tel:03-5774-6704
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