プラグイン電気自動車の累積販売台数が、2017年までに全世界で520万台に達する

電気自動車の生産は世界中で増大しており、自動車メーカーは今後数年間でさらに多くの新型車を投入しようと計画しています。電気自動車（EV）が自動車市場全体に占める割合が増え続ける中で、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、バッテリー式電気自動車(BEV)のいずれもが市場の中心的な役割を演じようとしています。

同レポートによれば、プラグイン電気自動車(PEV)（PHEVとBEVの双方を含む車種）の累積販売台数は、2011年の114,000 台から、2017年までに520万台に増加すると見られています。同じ時期に、HEVも870万台が販売され、電気自動車全体では合計1390万台が販売されると予測されています。

「燃料コストの増大、政府の購入奨励策、燃費水準の向上、車両の入手可能性の拡大といった要因が、3種の電気自動車それぞれに恩恵をもたらしています」とシニアアナリストのDave Hurst氏は述べています。「HEV市場では、各国政府のインセンティブはその役割が小さくなっていますが、数多くの車種の中でのモデル数の多さが、北米ではより強いアピールに、欧州では更なる成長につながっています」

自動車の総販売台数に対する電気自動車の割合は増加するものの、自動車産業の全般的な状況下で、その普及率は相対的に低い水準にとどまるとPike Researchでは予測しています。PEVとHEVの販売台数合計は、2017年には小型自動車の総販売台数の3％となると予測されます。普及率は北米が最も高く、2017年には小型自動車市場全体の4.9％を占めるものと予想されます。

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【市場調査レポート】
電気自動車市場の予測：世界の小型ハイブリッド、プラグインハイブリッド、およびバッテリー式電気自動車市場の予測（2011-2017年）
Electric Vehicle Market Forecasts Global Forecasts for Light-Duty Hybrid, Plug-in Hybrid, and Battery Electric Vehicles: 2011-2017
http://www.gii.co.jp/report/pike209206-electric-vehicle-market-forecasts-global-forecasts.html
出版日： 2011年08月
発行: パイクリサーチ


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